■日記、あるいは雑記■
《過去ログ》
1999年後半 7月/8月/9月/10月/11月/12月
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2000年後半 7月/8月/9月/10月/11月/12月
文責 しのぶsersui@bay.wind.ne.jp
2000/8/23 (水)
http://www6.wind.ne.jp/sayurin/diary-2000-08.htm#23
■私信?
>C.Fさん
概説書のお薦め、ありがとうございます。
2番目の藤本氏の著作、講談社学術文庫っていうと確か青い背表紙のやつでしたよね。これだったら私の住む田舎でも買えそうですので(苦笑)、さっそく探してみたいと思います。
ヴィトゲンシュタインに限らず、私は今まで基本的に作家もしくは哲学者本人が書いたものを優先して読むようにしてたので、実は概説書とかは選択に入ってませんでした。(シェイクスピアだけは例外でしたが…)本当は、必要に応じて概説書等も読むべきなのでしょうけどね。
■萌え〜マジメに読むの禁止(笑)
『萌え』とはどういう精神状態を指すのか?と友達に聞かれたので、色々と説明を試みたのだが、遂に相手に理解させるには至らなかった。まぁ、萌え感情に関しては、説明を要さない人(体験済み)と全然判らない人(未体験)との2種類しかいないのだから当たり前と言えばあまりに当たり前なんだが。
ところで萌えの定義とか。私的な定義でいけば、「このキャラ可愛いな」という程度は萌えではない。特定のキャラの言動にドキドキするという段階まで来て、やっと萌えレベル1というところだろう。で、特定キャラの言動に反応した瞬間、時間が止まったような錯覚を覚えたら萌えレベル2。更に呼吸困難(息を飲む美しさ、なんて表現があるけど、ちょうどあんな感じ)に陥ったら萌えレベル3。更に、感情が昂ぶって叫びたい衝動に駆られたり、脊髄の辺りがくすぐったくなって床をごろごろごろーっと転げまわりたくなったら萌えレベル4(※)。ゲームをやっていなくてももはや妄想自由自在、まで来たら萌えレベル5、というところだろうか。
(※)あくまで衝動の強さの問題である。いずれの行動も本当にやってしまうとヤバイので注意。
ちなみに私でいうと、萌えレベル1は…多すぎるから省略するとして。萌えレベル2はKanonの名雪シナリオとか。萌えレベル3に該当するのが、とらハの小鳥シナリオやさくらシナリオ。萌えレベル4に該当するのは例えばONEの澪シナリオの幾つかのイベント、特に夜の校舎内の抱きつき。萌えレベル5だと…うーん、強いて言えば〜エロゲじゃないけど〜なこるるは自分内部では既に妄想自在になってるかも。
…唐突に話を戻すと、結局その友達には、とらハをプレイすることを薦めておいた。30分以上もとらハの素晴らしさについて延々語った(※2)ので、そのうちやってくれるだろう。
(※2)語れる相手だったしね
2000/8/22 (火)
http://www6.wind.ne.jp/sayurin/diary-2000-08.htm#22
■会社にて
さる年輩の方(PC初心者)から、
『MS-Wordには句読点を自動で打ってくれる機能ってないの?』
という質問をされた。そういう機能があるって話は俺は聞いたことないけど…と一応答えておいたのだが、なるほど、句読点をどこで打つかというのは文章を書き慣れていない人にとってはなかなかの難事であるらしい。まぁ文章を12年以上も書きつづけてる私だって(それでこのレベルかと思うと泣きたいが)句読点を打つ場所に関してはいまだに四苦八苦しているのだし、ましてや…なんだろう。
その後、アドバイスを求められたので、読点「、」は打つ場所によってセンテンスの意味やニュアンスが変わってしまうので、自分が気に入ったニュアンスが出せるまで色々試してみるのが良いんじゃないか、みたいな返答をしておいた。今思うと、私ってば何様なんだという気がしないでもないが…。ていうか、コツがあったら私の方こそ知りたいです。
ちなみに、MS-Wordに自動句読点機能みたいなのがあっても私は多分使わないだろう。句読点を打つ場所を考えるのも書き物の楽しみだし。
■反哲学的断章(ヴィトゲンシュタイン)
読み終わったので、リクエストにお応えして軽く雑感など。
この本の序文を読むと判るのですが、これは厳密に言うとヴィトゲンシュタインの著作刊行物ではなくて、彼の残したたくさんのメモを他の人が抜粋して一冊の本にまとめたものです。言ってみれば、彼の哲学の原石、でしょうね。
それゆえに、なのかどうか?私の正直な読後感を書けば、期待を裏切られることはなかったけれども期待以上のものではなかった、ということになります。あるひとつの文章から特別に強い感銘を受けるというようなことは、少なくともありませんでした。ここに書かれているヴィトゲンシュタインの言葉の多くは、私にとってあまりにも未体験のものだった〜それゆえに新鮮ではありましたが〜からです。
入門用にこの本を選んだことが正しい選択だったのかどうか、私にはよく判りません。むしろ、すでに彼の著作にある程度親しんでいる人向けの本なのかもしれません。ただ、とりあえず現時点での印象を書いておけば、ヴィトゲンシュタインという哲学者は、『言葉を正しく使うこと』に特別にこだわっていた人なのではないかな、という気がしています。なんにせよ、私にとってはまだまだこれからですね。次は、(といっても仕事が一段落する10月以降ということですが)全集の3巻『哲学的文法1』を読む予定です。
■第4の…
人付き合いの適正値があると思う。(bLatz日記、8/19分)
この言葉にすごく共感。思わず頬がゆるんでしまうぐらいに。
コミュニケートへの欲求は、生理的欲求にとても良く似ているとずっと以前から考えていた。少なくとも私にとっては、コミュニケート欲は食欲などと同種のものだ。つまり、お腹が空くとご飯を食べたくなる、というか食べずにはいられなくなるように、私はコミュニケーションを欲する。そして、お腹が一杯になると食欲が消えるように、ある一定量のコミュニケートを取った後では、私のコミュニケート欲は消えうせてしまう。食事もコミュニケーションも栄養(もちろん、美味しさも重要な要素である)になるが、お腹一杯の状態で更に食べると胸焼けを起こしたりするように、それ以上のコミュニケーションはストレスの元でしかない。いや、本当は『私は』などという書き方をしなくたって、多分誰でも似たようなものなのだろうとは思う。ただ、ご飯でもお茶碗1杯で満腹になる人とお茶碗3杯も4杯も食べられる人とがいるように、人によってコミュニケートの適正値にはかなりのバラツキがある。私にとって問題なのはまさにこの点で、ことコミュニケート欲に関しては私は異常に小食で、簡単にお腹一杯になってしまうのである。これは人付き合いにとってはマイナス要因になりやすい。お互いに、相手とのペースが合わせにくいからだ。実のところ、普段の生活の半分ぐらいは、単に無理して合わせているに過ぎない。
私にとって、webワールドが時としてすごく魅力的に映るのは、人付き合いの量及びペースをある程度自分で調整できるからなんじゃないかと思う。例えば会社だったら、今日は気分が乗らないからといって始終ムスッとしている訳にはいかないが、web上の付き合い、例えばBBSやメールだったら、気分が乗らなければ書き込みを翌日に回したりすることが可能だ。この差は大きい。
さて、果してこれは依存かどうかということも問題になるのだが…。インターネット環境がなければ生きていけないかと言われれば、なければないなりに生きていけるだろうし、そもそもwebワールドのために現実世界をないがしろにするつもりは更々ないので、多分、依存とは違うのではないかという気がする。ただ、ネット環境があれば、積極的に使うだろうけど。世界を広げる一手段として。
■怒首領蜂
日曜日の分。特に成果はないが、怒蜂をやり始めて以来、初めて100万点蜂を取ることに成功。
2000/8/18 (金)
http://www6.wind.ne.jp/sayurin/diary-2000-08.htm#18
うくー。2日も空いてしまったし。
いやまぁ、書き物は物理的に不可能だったんだけれども。
昨日は友達とドライブ。
以下、大まかなドライブルートと時間。
桐生市(8/16・23:00)−高崎市−(碓氷峠)−軽井沢町−上田市−松本市−
−(野麦街道(野麦峠)→木曽街道→R41を南下)−
−美濃加茂市−名古屋市【食事・きしめん】(8/17・12:00)−岡崎市−(R1)−
−(東名高速・音羽蒲郡IC→焼津IC)−
−焼津市−清水市−(R1→R52→R140)−山梨市−(雁坂トンネル)−
−大滝村(奥秩父)−熊谷市−桐生市(8/18・0:30)
大まかに書くと、群馬−長野−岐阜−愛知−静岡−山梨−埼玉−群馬となる。
総走行距離は831km。ちなみに知ってる人は知ってるでしょうが、私のドライブの基本は行き当たりばったりです。つまり、このルートはすべてその時の気分によって決定。ある意味アホである。(爆)費用は友達と折半なので、これだけ走り回っても1万円ちょいで上がった。
本当は、関が原古戦場跡にも行きたかったのだけど、体力的にキツいので断念。
■怒首領蜂
16日夜、遂に1−6で721HITを達成。1周クリア時、18530万点。2面コンボミスで600万落ちなので、現在の1周の理論値は19100万というところか。やはり、1−6が繋がると点数は全然違う。
2面の前半は、今日(18日)は5回やって3回ぐらい繋がった。やっとコツが判ってきたような気がする。結局、シューティング上達の秘訣は、その時々の状況をどれだけ正確に把握できるか、に掛かっているのではないだろうか。
■ぷるぷるまじっく(うさぎ倶楽部/しふくのひととき)
ちょっとした暇つぶしでしばらく振りに遊んでみたら、白井裕佳梨嬢に激萌え。4連鎖時のネグリジェ?と6連鎖時のお尻が良すぎ。あのネグリジェ姿で、『お父様、あの…眠れないので、一緒に寝ても良いですか…?』とか言って欲しいです。マジで。(つーか逝ってよし>俺)
2000/8/15 (火)
http://www6.wind.ne.jp/sayurin/diary-2000-08.htm#15
吉野家で水を頼んだら、店員さんが水とお茶を2つとも持ってくる。最初に水って言ったんだから水だけで良いと思うのだけど、そういう訳にはいかないのだろうか。これがマニュアルの問題なのか、単に彼が個人的に融通が利かないだけなのか、なんとなく気になる。
憶えがないのに気がついたらCドライブの残り容量が350MB程度にまで減っていて、もしかしてウイルスか!?などという考えが一瞬頭をよぎったのだが、なんてことはない、単にキャプチャーしていた動画ファイルが増えすぎただけだった。動画ファイルを別のパーテーションに移したら一気に400MBほど増えた。
プレミアは動画編集ソフトだが、最近はシューティングの弾幕解析にもプレミアを使っていたりする。例えばストライカーズビデオをMPEGファイルとして取り込んで、プレミアのフィルタ機能でスローにしてやれば、いかな彩京弾といえども簡単に弾幕の仕組みが解明できる、という訳だ。ま、あまり見すぎるとそれに目が慣れてしまって、ゲーセンでプレイした時に弾が異常に速く感じてしまうなんてこともあるので、やり過ぎは禁物なのだけど。
■怒首領蜂
4時間ほど粘るがボロボロ。予選通過(1周ノーミスノーボム)がわずか2回という体たらくな上、内1回は2−1開幕でいきなり死亡、もう1回は2−2ボスで死亡というダメ振り。ダメな日はどう足掻いてもダメなのかもしれない。ちなみに2−3ボス戦は1勝5敗。
わずかに救いだったのは、1−3中盤で76HITを出せたことと、1−6前半がやや繋がってきたこと。今日は回転砲台→丸型戦車→ミサイル戦車と繋がって、終盤の赤い大型機手前までで694HITが出た。
今後、特に緊急を要する課題は、1−5の繋ぎパターンの安定化と2−4ボスハメの別パターンの研究。
2000/8/14 (月)
http://www6.wind.ne.jp/sayurin/diary-2000-08.htm#14
なんか掲示板にアクセスできない。私はこの辺りの知識がないので現象だけ書いておくと、「***.html」は普通に見られるのだけど、「***.cgi」に繋がらない。
■怒首領蜂
連休に入ってから調子激悪でちょっとキレ気味…。
1周目でタミコス連打も痛いが、1−5が全然繋がらなくなってしまったのもかなり痛い。ただ唯一の救いは、1−6前半がもうちょっとで繋がりそうなこと。今までは自分のプレイの問題点がそもそも判っていなくて対策の打ちようがなかったのだが、ようやく要点が見えてきた…と思う。上手く行けば連休中にはそこそこ繋がるようになるはず。あと、1−4前半はNAI氏のプレイ(ビデオ)をパクっておくのが無難か。
追記、今日の2−3ボス戦、2勝1敗。
■ぼくのなつやすみ
とりあえず、ゲーム内時間で1週間ほどプレイ。
…なんか違う。これをクソゲーだと言い切ってしまえれば別に問題はないのだけど、今回に関しては自分がこのゲームを楽しめないことに、なにか居心地の悪さみたいなものをというか、寂しさを感じてしまう。
2000/8/13 (日)
http://www6.wind.ne.jp/sayurin/diary-2000-08.htm#13
■怒首領蜂
2−2の蜂アイテム全回収が成功。ただし現在のパターンではリスクが大きすぎるので4個目は無視して安全性を優先した方が良さそう。1−5の繋ぎはなんとなくだが動きの方針が見えてきた。1−4前半の90HITまでの繋ぎは、廃墟をレーザーであぶるパターンを研究中なのだが、はっきり言って繋がる気がしない。今まで通り、普通にショットで撃った方が良いだろうか…。
■眠れる森のお姫さま(ペンギンワークス)〜ネタバレ
予定通り、ルル(メイドさん)END&エミーリア(お姫さま)ENDを見る。ルル激萌え。可愛すぎる。あのお気に入りのパジャマはやっぱり密かに主人公を誘ってるんですよね?「抱いてください」的な意志表示なんですよね?うくー。ぜひうちで住み込みのメイドとして働いてください。もちろん、三食昼寝付きです。(爆)
あと、エミーリアシナリオ。
『命令です、しばらくこのままでいなさい』(主人公の胸で泣くシーン)
この台詞がすべて。やられました。口調は姫としての命令なんだけど、実際は主人公に恋するひとりの少女、というギャップがすごく良い。
まぁいずれにしても、絵あってこその萌えシーンであることには変わりがないので、このゲームの評価は、お話付きCG集、といった辺りが妥当だろうか。
■瑞佳と浩平
車の中でONEドラマCDを聴きながら色々と考える。瑞佳と浩平の関係は、一見すると瑞佳が浩平に振りまわされているように見えるけれども、実際には浩平が我侭を言うことを瑞佳が許している、のではないだろうか。ちょうど、飼っている猫がイタズラをした時に口では色々言いながらも結局は許してしまうように。あるいは、猫のイタズラを微笑みを持って見つめる飼い主のように。浩平は、瑞佳にとって一番大きくて一番大切な猫だったのではないか、なんてことを思う。
猫といえば、瑞佳と浩平の出逢いからしてすでに象徴的である。周知のように、瑞佳は捨て猫を見るとついつい拾ってしまう性癖?の持ち主である訳だが、彼女が猫好きであるという設定、つまり人間に忠実な犬よりも、より気ままで(しかも寂しがり屋な)猫の方を好んでいるという設定は非常に興味深い。幼い瑞佳が、あの日浩平を遊びに誘ったのは決して偶然ではない。瑞佳が浩平を初めて見たのはいつどこでだったのかは本編では描写されていないが、瑞佳はおそらく、初めてこの少年を見た時、少年の中に捨て猫のイメージを見ていたに違いないと思う。捨て猫を拾わずにはいられなかった瑞佳は、それと同じように、浩平少年に声を掛けずにはいられなかったのだ。瑞佳はおそらく、浩平の傷を知っていた。もちろん具体的なことは知らなかったろうが、傷の存在を感じ取っていた。瑞佳にとっては、自分(瑞佳)をいじめる浩平でさえ、寂しがりな猫の小さな反逆のように映っていたのではないか。勉強の邪魔をされたからといって猫を憎む飼い主はいないのと同じように、瑞佳は浩平の無法を許す。浩平のことが好きだからとかなんとか言う以前に、長森瑞佳という少女は、捨て猫を放っては置けないキャラクターなのだ。
2000/8/12 (土)
http://www6.wind.ne.jp/sayurin/diary-2000-08.htm#12
怒首領蜂の凄腕プレイを見るために、アミューズメントフォーラム・モア(新宿)へ。
3時間ほど粘って、現Aタイプ全一プレイヤー、現Bタイプ全一プレイヤー、Cタイプ全国クラスのプレイヤーのプレイを見る。現役プレイヤーの稼ぎプレイはまったく凄まじい。色々と参考になる部分もあったが、それ以上に自分のパターンの甘さを思い知らされた気がしてちょっと自信喪失。
まぁ、私の場合はまだ『2−6ボスまでマキシマムを回すこと』を目標にしているレベルだし、パターン作りはあくまでローリスクを基本にしているので、プレイ方針が違うとも言えるのだろうけど。
2000/8/11 (金)
http://www6.wind.ne.jp/sayurin/diary-2000-08.htm#11
4時間ほどゲーセンで粘り、蜂三昧。…が、これといった成果はなし。
2−2の蜂全回収パターンは思ったより厳しい。4個目の蜂を取るとあのクソ固い壁を破壊するのがどうしても遅れてしまうので、その分敵弾に押されがちになってしまう。現状では安定させる目処すら立たない。ただし、中ボス回りの2個の蜂アイテムは、回収パターンを使ったほうが安全なようだ。
対2−3ボス戦は、今日は2勝2敗(※)。やはり、青弾+小赤弾の複合攻撃を避けるよりも、(例えランクが上がっても)青弾だけ避けるほうが全然楽だ。あとは、そこに持っていくまでをいかに安定させていくかが課題。
(※)2−6ボス以外のボスは、ノーミスノーボム撃破が目標なのでそれ以外はすべて負け。
連休初日ということで部屋の掃除とかをしてみる。掃除途中で読書に流れるのはもはやお約束。今回は、大槻ケンヂのエッセイを読み耽る。30分ほどロス。
■眠れる森のお姫さま(ペンギンワークス)
プレイする日はこないだろうとか書いておいたにも関わらず…まったく我ながら救いがたい。そういえばエロゲをやるの自体ずいぶん久しぶりのような気がする。『檻の中のわたし』は30分ぐらいやって封印確定してしまったので除外するとして、はて最後にやったエロゲはなんだろう? もしかして『Rumble』か?
それはともかく『眠れる〜』のこと。
ある王国にて、会議の最中に突然現れた魔女が、国王に呪いをかけ、お姫さまをさらって行ってしまう。果して魔女の意図はなんなのか? それを確かめるべく、主人公+αは魔女の元へと向かう…というお話。
素材は面白いと思うのだけど、演出がヘボすぎてすべてを台無しにしているといった印象。ネタバレは避けるが、今回プレイしたメリアンシナリオ?にしても、別れの演出をもっとしっかりやっていれば最後の夜のシーンももっと泣けるものになったであろうし、そうなればその後のエピローグでプレイヤーにカウンターを浴びせることもできたはずだ。東鳩のマルチシナリオのように。
このゲームはどうもこう、なんというか、あくまで絵がメインでストーリーはおまけ、みたいな印象がしてしまう。罪と罰と許し(実はこれ、一応そういうゲームなの)、をモチーフにしている物語は愛憎劇ドロドロな方が好みなんだけどね。シェイクスピアの『リア王』とか、あともっとポピュラーな例でいえば『ONE』の瑞佳シナリオとか。瑞佳シナリオについて言えば、あれは浩平の仕打ちが酷ければ酷いほど、瑞佳の許しがプレイヤーの胸に突き刺さるようになっているのだ。
もっともあの絵(マニュアルによると原画は「てぃんくる」という方が描いているらしい)ではライトな物語でないと却って違和感が生じてしまうのではないかという問題もあるのだが、それならいっそのこと『かえるにょ・ぱにょ〜ん』みたいなオチでも良かったのではないか、などとも思う。
結局、絵が好みのツボに入っていなければクソゲー確定…なんだけど、私としてはあの絵だけで他の欠点はとりあえず許せてしまうので、明日以降もプレイ続行の予定。もっともあと俺的攻略対象はルル(メイドさん)だけなんだけれども。
…それが終わったらCG吸出ししてジエンド。(爆)
Rumbleのプラグインで抜き出せるのはさっき確認したし。(ォ
それにしても、魔女の住む森に入って最初のモンスターとの戦闘で主人公を除く男キャラ3人があっさり死んでしまう〜従ってパーティーは必然的に主人公両手に花状態になる(笑)〜のはなんか釈然としないのですが。女キャラの可愛さと比べると男キャラは描き方からしてぞんざいだし。
2000/8/10 (木)
http://www6.wind.ne.jp/sayurin/diary-2000-08.htm#10
毎日暑い。
今にして思うと、学生時代はエアコンのない教室でよく我慢できたものだ。
とりあえず仕事は一段落。明日から10連休。
STRIKERS1999のビデオを買うために今年は5年振りにコミケに行く予定だったのだけど、ステルスの方は通販で入手できることが確定しているし、X-36の方はビデオ自体が完成してない可能性が大なのでコミケ行きはめでたく中止。元々、行かずに済めばそれに越したことはないという考えなので正直助かった。
とりあえず今回の連休中の目標。
1)デアボリカに関する何らかの文章を書く
2)怒首領蜂の練習は毎日欠かさずやる
3)積みゲー&積み本を各一個&一冊消化
4)web日記、毎日更新
あとは適当にダラダラと。
ゲームに関しては多分、土方氏の日記(7/8)と雪駄氏の雑記(7/21)にいたく感銘を受けたので『ぼくのなつやすみ』と『ファントム』をやることになるだろう。
本は、とりあえずヴィトゲンシュタインの『反哲学的断章』(青土社)は確定として、時間が許せば、サン=テグジュペリの『城砦』まで読みたい。(こちらは無理かも)
2000/8/9 (水)
http://www6.wind.ne.jp/sayurin/diary-2000-08.htm#9
この日記、すごく面白い。疲れたときの清涼剤。
知らない人ははっきり言って人生損してます。(ォ
2000/8/8 (火)
http://www6.wind.ne.jp/sayurin/diary-2000-08.htm#8
■怒首領蜂
2周目2面の蜂全回収パターンが見えてきた。部分的には成功しているのであとは繋がるかどうか。ここを決めれば1−1から2−5までは理論上全回収が可能ということになる。リスクはあるが、スコアが500万アップするのでぜひともパターン化したいところだ。
それと共に、連休を前にして自分のプレイの問題点及び課題を摘出しておきたい。
【1周目】
1) 2面−−−4個目の蜂取りパターンの確立
2) 3面−−−中ボス後の繋ぎ、目標75HIT以上
3) 4面−−−前半90HITまでの安定パターン作成
4) 5面−−−約300HIT目の繋ぎにおける『動きの方針』確立
5) 5面−−−約420HIT目における繋ぎパターンの安定化
6) 6面−−−前半・丸型戦車地帯の繋ぎパターンの確立
7) 6面−−−終盤・赤い大型機地帯前後の繋ぎパターン確立
【2周目】
1) 2面−−−蜂全回収パターンの研究
2) 3面−−−ボス戦・最低限、回転砲台破壊まではパターン化
3) 4面−−−蜂全回収パターンの安定化(大型空中機手前の1個が問題)
4) 4面−−−ボスハメの安定化
5) 5面−−−ボス戦・ナパームすり抜けの安定化
6) 6面−−−紫ザコ&復活砲台地帯の安全パターン確立
7) 6面−−−後半・回転砲台地帯の安全パターン確立
8) 6面−−−ボス戦・青弾3WAY・3回目/赤弾パターンの研究/手裏剣安地の見極め
2−3ボスはすべての砲台を撃ってしまってから本体に撃ち込む方が精神的に楽かもしれない。要研究。
2000/8/6 (日)
http://www6.wind.ne.jp/sayurin/diary-2000-08.htm#6
午前11時ごろ、友達からの電話で起こされる。一緒に東京へ買い物。新宿の紀伊国屋書店で本を色々と買い込む。ずっと前から欲しかったサン=テグジュペリの『城砦』3冊、それとヴィトゲンシュタインを、面白そうなものを見繕って3冊ほど。あとついでに秋葉原の石丸で、リヒャルト・シュトラウスの『ばらの騎士』(LD)。
もうだいぶん前だが、月間OUTというアニメ雑誌の『絵・美・詩』というカラーイラスト投稿コーナーに掲載されていたイラストの中で、“あるひとつの言葉をあなたの正しく伝えるためには、私の今までの経験すべてをあなたに話さなければならなくなる”だったか、そんなような意味合いの台詞が書かれているものがあった。この短いフレーズに、当時高校生だった私はいたく感銘を受けたのだが、最近になって、もしかしたらこの台詞はヴィトゲンシュタインではないだろうかと思い至った。購入したのはそういう訳です。
2000/8/5 (土)
http://www6.wind.ne.jp/sayurin/diary-2000-08.htm#5
■怒首領蜂
今日、遂に1−6前半の激ムズコンボが成功。ミサイル戦車に繋いだ時点で53HIT。
エロゲ購入。
現在までの積みゲーは以下の通り。(ちなみにすべて未開封)
1)SPARK!
2)ファントム
3)追憶
4)PureHeart
5)眠れる森のお姫さま
6)ぼくのなつやすみ
…(4)と(5)をプレイする日はおそらく来ないであろう。(爆)