日記、あるいは雑記


99/7/29(木)

 …なんか自分のプロバイダ(sunfieldnet)以外にアクセスできない。当然掲示板も見られない。なにがあったのか?

 舞&佐祐理シナリオ2回目をプレイ。1回目よりはすっきりした気がするが、まだ言葉に出来るほどには理解できていない、ような気がする。あるものを自分が理解できているかどうか知るためには、対象について思っていることを言葉にしてみようと試みれば良い。そうすると、大抵の場合、自分が対象についていかに何も知らなかったかが明瞭に見えてくる。これは高校生の頃からずっと日記を書きつづけてきた私の経験則である。

 舞シナリオ。あの姿が見えない魔物がもし目に見えたとしたら、それは舞の姿(あるいは幼い少女の姿)をしているのかもしれない。…なんとなく。

 佐祐理シナリオ。こんなエピソードがある。古代のある王様が、実験をした。どんな実験かというと、生まれて間もない赤ん坊を数十人、自分の城で育てる。赤ん坊には、衣食住すべての点に十分なものを与える。ただし、養育係にはひとつだけ厳命されていることがある。それは「決して頭をなでたり、抱っこしたりしないこと」。要は、愛情を与える行為〜スキンシップ〜の禁止、である。その結果、赤ん坊(子供)はどうなるか。…すべての子供が、10歳にも満たないうちに、次々と衰弱して死んでしまったのだそうだ。この悪魔の実験からわかること………。

 「はかない心」のこと。掲示板を置いてあるサーバーに繋がらないので、ここで。ちょっと思い出したのですが、「はかない心」というタイトルの本は今は廃刊になってしまったサンリオ文庫から出版されていて、この本は間違いなく入手困難なのですが、講談社文庫から出ている立原えりかシリーズの方に収録されていることを思い出したので、書いておきます。ピンクの背表紙の講談社文庫で「しあわせな森へ」というタイトルがつけられた本の中に、「はかない心」が収録されています。これが、入手できる望みが最も高いものだと思われます。いずれにしても大型書店か、穴場的本屋さんでないと難しいかもしれませんが。いっそのこと、その筋では有名な童話専門店、東京青山にある「クレヨンハウス」辺りを探してみるのが一番手っ取り早いかもしれません。もし行ってみたいと思うことがあったら言ってもらえれば、場所の詳細を書きます。


99/7/28(水)

 終末の過ごし方、コンプ。
 …と思ってムックの封印を解いたらまだ見てないCGがあるのが発覚。百合(謎)なCGだし、本筋には関係なさそうなので、とりあえず後回し。
 それにしても、良いゲームだ、としみじみ思う。web上では「ボリューム不足」という評価が非常に多く見うけられたが、あれ以上濃くしたら、あの独特な心地よい雰囲気が失われてしまうのではないか、と思う。薄味なのは、私も否定はしない。しかしそれが作り手の力量不足かどうかとなるとそれは違うと思う。あれは意図的にああいう風になっているのであって、まずはそれを認めなければこの作品の良さは見えてこないのではないだろうか。このゲームは、耳に心地よい音楽、柔らかな水彩調のCG、淡々と語られる文章、などすべてが優しい。しかもそれぞれが印象に残るような個性を主張していて、それにも関わらず全体は見事な調和を保っている。ありきたり過ぎる批評文句だが、このゲームほど、こんな言い回しがぴったり来る作品を私は他に知らない。

 ともあれ、一通り終わってみて、やっぱりマイベストは「大村いろは」しかいないと確信。(笑)そういえば、いろはの心臓に関するくだりを読んでいて、私はなんとなく、立原えりかさん(童話作家)の「はかない心」という短編を思い出した。本当に大切な本は滅多に再読しない私はもう何年もこの本を読んでいないので、内容はかなりおぼろげにしか覚えていないのだが、この物語に出てくる「はかない少女」と呼ばれる女の子も…………………ネタバレになるのでやっぱ書くの止め。ただ、ボロ泣きできる本だと言うことは保証する。現在入手は極めて困難(多分)だが、もし古本屋ででも見つけたらぜひ購入することをお薦めしたい。


99/7/27(火)

 眠い…。休みの日にも関わらず(奇跡的に)AM9:30に起きたのが効いている。昨日の夜、4時間ぐらい掛けて作ったMIDIデータ、雰囲気がちょっと暗めなのでトップのBGMに使うのは躊躇われたのだが、結局は「ま、いっか」なノリで転送。「暗め=シックな美しさ」と無理に等号で繋いで自分を納得させる。献呈(ナンダソレハ)は美坂栞。

 Kanonハマリ度チェックをやってみる。36度/栞隠れ属性。「あまりハマッてませんね?」と言われてしまう。ま、私はあんまりゲームと現実をシンクロさせるほうではないので、納得は行かないがこんなものか。少なくとも、速読力テストと称して記憶力テストをやらされるが如く、ハマリ度と称して記憶力ステトをやらされなかっただけ良心的だとも言えよう。

 Kanon、未見CGの回収作業をやる。今日回収したのは「激らぶりー(ねこーねこ)な名雪」と「真琴入浴シーン」これで達成率99%。あと1枚、「真琴Withぴろの入浴」がどこかに隠れているはずなのだが、見つからないのでやめる。

 夕方、セブンイレブンで食料調達。夕食は、うなぎ弁当+サラダカップ+ゼリー+パックうどん。我ながら食べ過ぎだと思うのだが、特に無理があるわけでもなく最後まで美味しく食べられた。…ひょっとして知らないうちにストレスでも溜まってたんだろうか?

 なんとなく「終末の過ごし方」再開。一気に全部終わらせようとしたのだが、香織シナリオをクリアしたところで気力が尽きる。それにしても以前から感じていたが、やっぱりこのゲームについて真面目に語るのはなにかヤバイ気がする。このゲームについて語るということは、多分、自分の人生観、死生観をweb上で暴露するに等しいことだ、と思う。いくら個人ページだとはいえ、そこまで踏みきれるものかどうか。


99/7/26(月)

 「るろうに剣心」雪代縁編もそろそろ終わりに近づいている感じがするが、さて、縁はどんな風に死んでいくのか。いずれにしても、自分のやってきたこと〜罪(?)〜を悔いて死んでいくようなことはして欲しくないものだと思う。悪役(などという言葉はあの作品では意味を成さないが)は最後まで悪役として死んで欲しい。悪の道に踏み込まずにいられないほどのことが過去にあったのなら、最後までその道を貫き通すべきだ、と私は思う。そうでなければそのキャラクターの行動から説得力が失われてしまうからだ。ま、志々雄の死に方の演出を見ても、おそらく和月氏なら大丈夫だとは思うが。


99/7/25(日)

 時間にゆとりができたので秋葉原に買い物に行く。今回のターゲットは「SingerSongWriter5.0」。今まで使っていた「2.0」はピアノのペダル効果が出せなくて、仕方なくバスを全音符にして小節全体に渡って響かせるなどして代用していたのだが、これでやっとペダルが使えるようになった。ペダルのないピアノなんて味気なさ過ぎるし、これで色々楽しくなりそう。

 神保町の新宿書店で「瑠璃姫」なる雑誌を買う。あの宮下未紀さんが何時の間にかプロデビューしていたのは驚いた。今回はまだおとなしめだが、今後、同人誌みたいなキツイけど笑えるネタを書いてくれるのだろうか。楽しみ。

 秋葉原のトライで「ギガウィング」「ぐわんげ」初プレイ。ギガウィングはいまいち面白くない。1面ボスで理不尽な(?)死に方をしたのでイヤンな感じ。256億。ぐわんげ。こちらは面白い。弾避けが熱くて良い感じ。スタイルとしてはESPライクで、遅い大量の弾幕をかいくぐるタイプ。EPSに慣れている人だと、初プレイでもそれなりに進めるのではないだろうか。…もっとも私はESPはやってなかったが。こちらは4面までで72万。地形に阻まれなければもっと行ったかもしれないのだが。ぐわんげは楽しいのだが、時々地形に阻まれて動きが制約されてしまうのがネックだろう。ともあれ、柊小雨ちゃんのボム使用時の台詞「お命頂戴致します」は可愛い。これは聴く価値アリ。

 400HIT『しのぶさん』(ぉぃ)
 500HIT『DMH17さん』
 600HIT『hassyさん』


99/7/18(日)

 ネット上(一部)で不味いと評判だった、CoCo壱の「うなぎ蒲焼カレー」を食べてみる。いくらなんでもれっきとした商品なんだし、食べられないってことはないだろうなどと、浩平のようなことを考えながら注文。結果…全然普通のカレーだった。うなぎとカレーの相性が悪いとも思えないし、特別に美味しいってわけではないけど、まぁ、パクパク食べられたので問題はなし。ま、ただし、特に美味しいってわけでないってことは、値段(400g/1300円)から考えた場合、他のカレーを食べたほうが安上がりってことにはなるのだろうが。

 帰り道、謎の渋滞に巻き込まれたので何事かと思っていたら事故だった。なんて迷惑な、と思いつつ事故車を見ると、なんと見事にあお向け(要は裏返しになってたってこと)に倒れていた。シートベルトがなかったら即死だろうが、さてどうなったか。

 帰りに本屋さんに寄る。今回の収穫は「っポイ!(14巻)」「ZERO III」「せんせいのお時間(1巻)」「白い月光(2巻)」。以上4冊。花Qさん大好きな人間としては、特に「白い月光」は期待大だったのだが、なんかいまいち。

 悪意のある文章は説得力を持ち得ない、悪意がなくても感情的な文章はやっぱり説得力を持ち得ない。こんなことは誰でも知っている。しかし、自己顕示欲(説教がましさ、先輩意識、押し付けがましさ)をもって書かれた文章が説得力を失うことを知っている人はどのくらいいるのかしら、となんとなく思う。もちろん、「押し付けがましい文章は説得力を失う」と言えば、10人中10人が納得するだろう。そんなことは当たり前だ、と言って。しかし、それを実際に理解して実践している人はどのくらいいるだろう。私は疑わしいと思う。少なくとも「今の」keyBBS論争にはその「押し付けがましさ」が見え隠れしているような気がしてならない。私は、かつてのkeyBBS論争の雰囲気を非常に好ましいものとして読んでいた。それは、議論をしている人たちが、「先輩意識を持たずに、まずは自分たちで良いお手本となるようにしよう」という姿勢が見られたからで、この辺りは、先輩意識やムラ意識の非常に強い某BBSと良い対照を成していたように思われた。しかし現在のBBS論争からは、かつての理性的な雰囲気は失われつつあるように思う。自分をもうちょっと客観的に見られないものだろうかと思うが、しかしゲーム系BBSの平均年齢が21歳(リーフBBSの統計だが、どこでもそんなものであろう)かそこらでは、すべての人にそこまで望むのは無理というものか。もちろん、20歳かそこらだって、良識をわきまえた人はたくさんいるのだが。ま、とりあえずお子様がいるところには近づかないのがベターであろう。それにしても、選りにも選ってkeyBBSというのは残念ではある…。

メモリアル。333HIT。葉月さん。


99/7/17(土)

 なにやらカウンターの上がりが早い気がするのだが………もしかして昨日KMKの掲示板にURLを書いたのが原因だろうか? なんの宣伝もしてないのになー。せめて足跡ぐらい残して欲しい、と思うのは贅沢だろうか。(苦笑) 

 「Gates32」、3時間ほどやり込んだ末、3000万点突破。とはいえ、ラストの自爆で1500万以上入ってるので、どう考えてもバグ。普通にやったら、やっぱ2000〜2500ぐらいが限界か…。

 しかしさすがにこれだけやり込んでみると、色々と発見も出てくる。例えば、扇状弾ゲイツは自機と同じ高さの時は弾を撃たなくなるのだが、許容範囲にはゲイツの左右で差があって、ゲイツの左側にいる時の方が反応が甘い。つまり、扇状弾ゲイツの弾を封じるために画面上に上がるときは、左側から上がったほうが安全なのである。これを利用するとスコアは格段に違ってくる。
 5面以降の、現在最も有効なパターンは、扇状弾ゲイツに重なる→下に下がりながら自爆(死なない方が難しいが/笑)→小刻みに左へ→(途中で自爆)→隙を見て上へ行き扇状弾ゲイツに重なる、を繰り返すこと。「運が良ければ」(笑)このパターンを3〜4回繰り返せる。だいたい3回も繰り返せば2000万は超えるだろう。

 …しかし、読み手を完全に無視してるな、俺。(爆)


99/7/16(金)

 12時半起床。とりあえず身支度して、交通安全協会へ免許の更新に行く。今回も一般。走行距離数が半端でない(初回車検時54000)ので、確率的にも3年間無事故無違反は難しい。(←言い訳)ま、もっとも唯一の違反は秋葉原での駐車違反だけなので、実質ゼロみたいなものだが。新しい免許が来るのは9月になってかららしい。いくらお役所仕事とはいっても遅すぎるように思うのだが。好意的に考えてみるとして、一般講習のスケジュールがぎっしり詰まっているというのが妥当な線か。でもまさかね。

 更新手続きが終わった後、WAMを買いにPCショップへ行くが、肝心のブツは影も形も見えない。もしかしてまだ発売してないのだろうか。エロゲの発売予定日を信じた俺が甘かったのかもしれない、と自分に言い聞かせてひとまず納得。(笑)ちなみに俺は「ぬるぬる系」とかは特に好きって訳じゃありません。誤解のなきよう。(爆)

 暇を見てGates32をプレイしているが、どうしても1900万点に届かない。4〜5面あたりまではパターンになるがそれ以上は弾幕が理不尽すぎてダメダメ。多分、効率的な自爆の仕方を研究すれば3000万点ぐらいまでは伸びそうな気がするのだが。そういえばアトラス/ケイブの「ぐわんげ」まだ一回もプレイしてないな。どこか置いてないだろうか。


99/7/15(木)

 ふと思い出して、ここのBBSのログ取りをやる。見たら50件目の投稿はちょうど神奈月さんのやつだった。消える前に気がついてよかった。日曜日にでも編集して1つのHTMLファイルにまとめるとしよう。

 しかし…予定通りなら、今週唯一の休みである日曜日はメール書きとホムペ関係の作業で一日つぶれるのは確定か。ま、メール書きはまだ楽しいから良いけど。

 メモリアル。300HIT。よしりんさん。


99/7/14(水)

 久しぶりにkeyBBSを覗いてみる。なんか知ってる名前がちらほらと…。(笑)それはともかく、なんか以前のような勢いがなくなったように見えるのは気のせいなのか? 2ページ目で日付が変わってしまうなんてことは今までなかったし、書きこみ自体、かなり極端に少なくなっている。何があったのか…。まぁ、独特の内輪ムードはまだ残ってるみたいだし、そういう意味では安心して見ていられるとも言えるが。ただ、リーフBBSもピークを過ぎて以降、再び最盛期のような状態に戻ることがなかったという事例があるのでやはり不安ではある。

 BBSの内輪化ということについては、コミュニケーションは「人対人」であって欲しい(話題対話題ではなく)というのが私の持論なので、内輪化はある程度許容されるべきと考えている。実際、盛り上がっているBBSは多かれ少なかれ内輪的なのだし。ROMを無視してよいとまでは言わないが、少なくともBBSの中心的利用者は間違いなく書きこんでいる人たちなのだし、なにかあった時の精神的な問題(責任意識の点とか)を考えて見ても、やっぱり書きこみをする人の方が優先的に考えられるべきだと思う。

 言葉の使い分けに関して。感想…心に浮かんだ思い。考察…物事を明らかにするためによく調べて考えること。評論…物事の価値、善悪、優劣などを批評し論じること。(広辞苑より)

 メモリアル。200hit。よしりんさん。


99/7/11(日)

 楽譜を物色しに、近所の本屋さんへ行く。長時間あれこれ見て回った挙句、買ったのはKiroroの「長い間」と宇多田ヒカルの「FirstLove」。打ちこんだらMIDIルーム(仮)にup予定。バッハの「G線」だの、クレイダーマンの「渚のアデリーヌ」だの他にも打ちたい曲は色々あるのだが、時間がとれるかどうか。ま、おいおい、かな。それにしても、やらないゲームが溜まっていく一方。実は密かに「闘神都市2〜そして、それから」とか、うさぎ倶楽部の「ぴゅあらいむ ぴあにっしも」とかも買ってあるのだが、どんなに早く見積もってもプレイできるのは2ヶ月は先だろう。てゆーか、2ヶ月後には更にゲームが増えてる可能性もあるのだが。

 SilverMoonのキャラはあんまり「萌える」という感じはないのだが、立て続けに真琴シナリオをやったら何時の間にか「気づいたの〜あなたが〜♪ こんなに〜胸の中にいること〜♪」になってしまった(爆)ので、壁紙を突発的に真琴のCG(夕焼けの屋上のやつ)に変更。うむ、美しい。(*^-^*

 ダイドーの「透きとおる紅茶」を試しに飲んでみる。それなりには美味しいのだが、スポーツドリンクに味が似てるのは気のせいなのでしょうか? 少なくとも紅茶を飲んでるという感じは全然なし。

 お昼は「CoCo壱」で食べる。今日は食欲ないので300g+海藻サラダ。隣の席の人が私とほぼ同時に注文したのだが、向こうは600g、こちらの倍なのに、なぜか向こうの方がかなり早く食べ終わっていた。少なくとも単純計算で私の倍のスピードで食べていたことになるのだろうが…。(苦笑)


99/7/10(土)

 Win98をインストールしてからMS-IMEは使いづらくなったが、メモ帳はデフォルトで「右端で折り返す」設定になっているので、少なくともこの点は使いやすくなった。

 ところで、マウスにインターバルクリック機能(例えば何もしなくても5秒毎に自動でクリックしてくれる、みたいな)があったらいいと思ったことのある人はいないだろうか。この機能があれば、ご飯を食べながらでも悠々AVGができて、とっても便利だと思うのだが。ま、もっともマウスマリックが自動になったらそれはもはやゲームと呼べるのか? という疑問もわくだろうけど。でもこと私に関しては、AVGのマウスクリック&選択肢選びは所詮ストーリーを楽しむためのジグソーパズル的作業なので、それでも全然構わない。本当は一番良いのは、ソフトウェアレベルでそのいう機能が付いていることなのだが、なぜかそういうゲームは少ない。私が知っている限り、この機能があるのは「SilverMoon」と「セングラ」(!)くらいではなかったろうか。もっと他のメーカーさんも見習って欲しいものだ、と思う。ちなみに…。先日友人にその話をしたところ、「それってエロゲプレイヤーにしか意味がないんじゃ」という素晴らしいお返事を頂きました。ありがとう。(超核爆)

 愚痴。「同僚に仕事嫌いな人間がいると、迷惑この上ない」と今日、しみじみ思った。以上。

 まんがタイム増刊「ときめきまっくん」を読む。…まさか黒澤さんがまっくんを選ぶとわ。私の予想では白井さんと一緒になるんだと思ってたのに。でも最後の方の黒沢さんはカッコイイ。(*^-^* あれなら、もう、まっくんを泣かせることもないだろうと思えるので納得。いずれにしても良い意味で裏切ってくれて、満足。


99/7/9(金)

 もう、かれかれ8年以上昔のこと。私が「So What?」を買った切っ掛けは、1巻の表紙の阿梨さんの寝顔だった。眠そうな女の子の魅力、はずっと前から知っていた。結局私が名雪に惹かれるのは必然というものなのかもしれない。(笑)

 ベートーヴェンのピアノソナタ作品110。感想文には書かなかったが、私が知っている音楽の中で、ONEの感動に一番近いと思えるものはこれだと思う。特にこの曲の終楽章が面白い。この曲の終楽章の展開を大雑把に書いてみると、まずアダージョと指示された嘆きの歌が歌われ、次いでごく短い休止を挟んで変イ長調(主調)の晴れやかなフーガが歌われる。しかし晴れやかな旋律の中にも時々影が見え、音楽は再び短調の、さっきより更に悲痛な嘆きの歌に変わっていく。今度の嘆きの歌は救いがないような(ベートーヴェン自身、楽譜に「疲れ果てて」と書きこんでいる)悲痛な音楽なのだが、しかしそれもやがては終わりを告げ、(ベートーヴェン自身の指示によれば「だんだん蘇りながら」)弱音のト長調のフーガが始まり、それは歓喜の音楽として爆発し、輝かしい勝利のうちに幕を閉じる。要は簡単に言えば短調→長調が2回繰り返されるのだが、これは茜シナリオの構成にそっくりなのである。「悲しみ→かりそめの解決→更なる悲しみ→本当の解決」という風に図式化すればあるいは解り易いかもしれない。茜シナリオの脚本を書いた方が、このベートーヴェンの書いた最高傑作について知っていたかどうか私は知らないけれども、それにしても智者は時として同じ橋を渡るとでもいうのか、この類似には驚かされる。

 さて、出社まであと2時間ぐらいか。風呂に入って、それからSilverMoon(真琴シナリオ)をやるとしよう。ゲームをやってすぐ感想を書くのは私には不可能なので、今日やって頭の中で一日寝かせておけば。明日には書けるだろう。元々下書きは出来ているのだし。


99/7/7(水)

 更新&巡回&メール書きをするために早めに起きてみる。見るとカウンターがいつの間にか40超えてる。知り合いが1回ずつ来たとしても10HIT程度だろうとすると、あとの10HITは一体…?(苦笑)

 仕事が忙しくてゲームをやる暇などない。日曜日に買ってきた、「久遠の絆〜公式原画&設定集」(まだ読んでいない)の表紙を時々ぼけーっと眺める。そういえば、最近久遠の絆のこと、頭から離れてたな。栞、ごめんよ。


99/7/6(火)

 有給なのをいいことに、午後3時頃起床。DMH17氏に教えてもらった「AnotherOne」をDLして、試しにやってみる。面白い。ただ絵をクリックしていくだけなのに、妙に熱中してしまう。やはり、持つべきものは友だなー、としみじみ思う。(笑)

 その後、ホムペ製作続行。夜9時過ぎになんとかアップロードまでこぎつける。アップロード後、すぐにレンタルBSSを探してみる。とりあえず、タグを使える適当なところが見付かったのでちょちょいと設定を打ち込んで、送信。タイトルは元々ホームページのタイトル候補だった「水瀬家の食卓」に決定。ところが、いざ見てみようとしたところで、いきなり「強制終了」ダイアログが出る。レンタルBBSのURLがわからなくなってしまい、途方に暮れる。幸い、自動配信メールのお陰で事無きを得たが、嫌〜な時間だった。

 …ここ一年ぐらい、ですます調の文章ばっか書いてたから、こういう文章は書きにくいなー。(苦笑)

 眠くならないので、先日買ってきたミケランジェリのCD(ショパン)を聴くことにする。演奏は素晴らしいのだが、ライブ録音の常として聴衆の咳が煩い。リヒテルのモーツァルトの時もそうだったが、美しい弱音が奏されている最中に大声で咳をされると、どうしようもなくむかつく。せめてハンカチで口を覆うぐらいは最低限のマナー、礼儀として当然だと思うのだが、どういう神経をしているんだろう。ましてや、ミケランジェリの演奏を聴くという幸運に恵まれた人であると言うのに。


99/7/5(月)

 有給なのをいいことに、午後2時頃起床。とりあえず昨日買ってきたWindows98をインストールする。実はこの時、CドライブのHDD容量は200Mを切っていたのだが、すっかり忘れてそのままインストールを開始する。インストール途中で気づくのだが、「容量が足りません」警告ダイアログが出ないので多分大丈夫なのだろうと勝手に納得して放っておく。数10分後、インストールは終わったらしいのだが、なにやらエラーらしい。そりゃそうだろう。どう考えたって容量が足りないんだから。見ると残りHDD容量は5M程度。「もう一回インストールし直してください」。はいはい。ところが、どうやっても再インストールができない。Win98の削除も再インストールも出来ないまま時間が過ぎていく。結局、諦めてCドライブのフォーマットを決行。最終的にPCを元の状態に戻し、Win98のインストールが終わったのが夜9時過ぎ。気力が尽きたはずなのに眠くならないので、そのままホームページの製作に入ることにする。とりあえず、自己紹介とリンクを作り、ONE感想をwebページに起こす。就寝は明け方6時頃。


99/7/4(日)

 ONEの感想が書きあがり、ちょうどボーナスも入ったのでなんとなく秋葉原へ行く。とりあえずの目的は評判が高いらしい「加奈」。評判通りの名作だとすると売ってないのではという心配もあったのだが、いざ中古屋に入ってみると、あるわあるわ。少なく見ても10本以上は置いてある。「本当に名作なのか?」という思いが頭をよぎるが(笑)、知り合いの評価の方が頼りになるので、予定通り買うことにする。

 その後、ホームページにBBSを設置するため(ある程度の基礎知識が必要らしいということで)、石丸に行ってcgi関係の本を物色する。しばらく色々と眺めていたのだが、最初の数ページからして既に理解不能という有様。結局諦める。(爆)

 一通り買い物が済んだので蜂をやりにトライへ。目標1週クリアなどと情けないことを友人に言いつつ、プレイ。ところがいざ始めてみると、いきなり2面が繋がる。もしかして調子いい? と思いつつプレイ続行。が、案の定というか5面後半の2個目の箱でミス。結局全然繋がらないまま一周8000万でクリア。
でも6ボスをノーミスノーボムで葬ったので調子は良いらしい。首領の挑戦を見ながら、2週目に行くのも久しぶりだな、と感慨にふける。2週目、2-1中ボスでいきなりボム。2-2ボスの針弾発狂でミス。ところがその後は妙に気合が入って、2−3、2−4、2−5とノーミスで抜ける。特に2−3ボスをボム一発で葬り、2−5後半をノーボムで抜けたのは快挙。結局、あれよあれよという間に、残2で2−6ボス到達。ボスもあっさり葬る。首領の死刑宣告をぼけーっと眺める。「よくもここまできたものだ」…それは俺の台詞ですってば。この画面を見るのはかれこれ半年振りなんだから。(笑)終了時、1.7億。

 気分がいいので、帰りに馬車道によることに。今回はまぐろ丼御膳を頼んでみる。他のファミレスと比べてもご飯が美味しく感じるのは、やっぱり袴のせいだろうか? それにしても一度あの服をじっくりと眺めてみたいものだが…所詮叶わぬ夢であろう。


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