棺の中の楽園 [日記、あるいは日々の考え事]


−日記・過去ログ−

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6/17(月)〜6/28(金)

 雪さんと永遠の世界に逝きたい。
 おやすみ。

 追記。
 ごめん。>>関係各位

 不安定なこういう時こそ、せめてわずかなプライベートタイムを大切に使わなきゃいけないんじゃないかと思った。
 そうしないと本当に壊れてしまうかもしれないから。

 会社を辞めるのが先か壊れるのが先かって状態なんですが。
 最短であと三週間。最長であと六週間。

 友達に「でも終わりは来るんだから(がんばれ)」と言われたが、終わりなんて今の私には見えない。
 途方もなく遠く感じられる。

 水月。
 雪さん、花梨、を読了。現在、和泉。
 かなり力のあるライターの仕事だと思う。退屈するとか全然なくて、読んでいて非常に心地よい。
 あと、えっちシーンが日常と地続きになっている点を私としては高く評価したい。

 らむださん、雪駄さん、とらハQ100への回答ありがとうございます。
 あと、みんくりさん、回答リンク作成どうもです。

 補足できていない方がいましたらごめんなさい。
 元々私の巡回先が非常に少ない上、うちのアクセス解析はトップページだけしか取れないのです。

 IDさんやら雪駄さんやらの反応が面白いのでとらハDVDはそのうち購入します。
 ドライブは友達に借りれば良いし。

 ゲーさんのQ100回答をみて自分の勘違いに気づきました。
 「一番強い子」って、戦ったら強い、という意味じゃなくてもっと精神的なものだったんですよね。
 あとで修正します。自分への宿題。

 文集原稿は一番スタンダードな選択をしました。
 たぶん、大方の予想を裏切っていることでしょう。
 あとで後悔しないためにも、自分の一番得意な分野で勝負するのがベストかなと思いましたので。

 一応、イタタ系萌えネタも考えてはいたのですけどね。

 土方さんの月陽炎本にも参加したかったのだけど現状の精神状態では無理っぽい。
 残念。
 七月中旬ぐらいまで待って頂けるのならショートの一本ぐらい書けそうなんですが駄目ですかね?

 物、限定で今一番欲しいのは小説版「秋桜の空に」だったり。
 近所では売ってないんだけどね。

 2ちゃんねるの無職板とかメンヘル板なんかを読みまくってたり。
 マジで結構勉強になる。国保のこととか。

 メンヘル板を読んでると、もしかして俺って自分で気づいていないだけで既に相当ヤバイんじゃないかと不安に。
 自殺スレとか。楽に死ねる方法ってなかなかないのね。
 自殺するとしたら凍死かな、とか漠然と思っていたのだけど、実際には雪山では睡眠薬を飲んでもそう簡単には寝られないのだそうで。
 いっておきますが、別に今のところ死ぬ気はないです。
 消えたいとは時々思うけど。

 近所に、良い心療内科(精神科)があるそうです。
 いくべきかいかざるべきか。

 食欲がないと食費がかさみます。
 以前、ある事情で食欲を失った時は一週間毎朝毎晩サラダとヨーグルトと桃缶(もしくはミカン缶)を食べてました。
 あとは水分を大量に。たまにパックのうどんとか。
 なにしろ食べ物が喉を通らない。

 天使が何かを歌っているような場面を描いた絵を見て、最初に頭に浮かんだのは、シスプリ20話で妹たちが歌っていたあの曲でした。
 もし私が航の立場だったらまさにあの瞬間にこそ「(時よ)止まれ、おまえは美しい」と叫ぶでしょう。

 あれってサントラに収録されてないけどなんて曲なんでしょうかね。

 毎晩、ベートーヴェンの作品111を聴いている。
 手元にあるやつを全部引っ張り出してみたら14枚あった。

 手持ちの中ではミケランジェリ盤と園田盤が特に私好み。

 世の中には、辛ければ辛いほど美しく響く音楽というものがある。逆に、ある程度良い精神状態でなければ美しさが分からない音楽というのもある。
 ベートーヴェンの(通称)後期ソナタなどは典型的に前者だろう。

 以前、2ちゃんねるクラシック板のとあるスレッドで
 「** 作品101と作品110が特に好き」
 「>>** 可哀想に、よっぽど酷い人生を…」
 なんてやり取りがあった。

 このやり取り自体は冗談にすぎないが、ただ、まったく根拠のないところに冗談は成り立たない訳で。
 これが冗談として成立するには、やはりこの2曲がある独特の性格を持っているからに他ならない。

 ちなみに私自身はベートーヴェンの中では作品101と作品110が一番好きです。
 作品111は第二楽章だけ好き。第一楽章はよくわからない。

 作品101は第一楽章を初めて聴いた時、俺はこの曲を絶対に好きになる、と直感しました。
 そして事実その通りになりました。

 ベートーヴェンという人はあんなに優しい旋律を書くことができたんですよね。

 作品110のフーガはね、子供が泣いているんです。
 人から優しくされることを知らなかった子供が、初めて与えられる優しさに、警戒しつつもついに泣き出してしまうんです。
 幸せの涙、というやつね。

 魔笛はいくつかのアリアが非常に有名ですが、多重唱の曲もそれに劣らず面白いのです。
 例えば第一幕終曲付近。

 モノスタトス 「私の慧眼は…」
 ザラストロ 「月桂冠に値する」
 モノスタトス 「そのお言葉だけで有り難き」
 ザラストロ (周囲を見回して)「…この男の足を77回打て」
 モノスタトス 「おお、そのような褒美はまっぴらです!!」
 ザラストロ 「礼には及ばぬ、わたしの義務だ」

 ちょっとわかりにくいですかね。
 魔笛の随所に織り込まれたコミカルな部分の楽しさ。
 こういう場面にどんな音楽がつくのか想像できますか?

 おやすみなさい。

 水月、和泉シナリオ読了。

 ☆画野郎氏の絵って暴力的(ガード不能)だと思う。
 次はさおりたん/しおりたんアリス/マリア姉妹かな。

 こういう話を見ると君望のテキストがいかに高水準なものだったかいやがうえにも分かってしまう。
 でも私はこのくらいの方が却って安心できる。お話チックなところ、現実感のなさが心地よい。

 雪シナリオって言ってみればMOON.のMINMESエンドだよね。
 でもそれを弁えた上で、私は、雪シナリオまんせーと叫びたい。

 常識という尺度で判断すればあれはバッドエンド以外の何物でもない。
 水月で面白いと思うのは、ああいう気まずい展開をすら否定しないことだ。
 親友であるはずの彼らは、主人公の行動を止めるようなことはしない。ただ見送るだけだ。
 水月ワールドにおいてはああいう展開ですら、良いも悪いもなしにひとつの生き方として捉えてしまう。

 那波さんはとりあえず最後のお楽しみにするとして。
 あと最大の問題は庄一の妹が攻略できるかどうかであろう。<<無理

 今晩はちょっと早めに寝ます。
 おやすみなさい。

 4日目終了。
 何が起きようとも時間だけは問答無用で流れていくという(時として残酷な)事実が、今の私にはどんなに慰めになることか。

 少なくとも部屋にいる間だけは、自分の心以外に私をかき乱すものはない訳で。
 …別にボードレールの真似をしている訳ではありませんが。

 なら、少なくとも部屋にいる間だけでも、いつも通りの生活を送りましょう。

 独りであるということが今に限っては救いになる。

 水月。攻略サイトの情報により鈴蘭たんも攻略可能であることが判明。素晴らしい。
 今日は途中まででセーブ。明日3人まとめて堪能する予定。

 KISAさんの日記のどっかで読んだ「ゲームについて信頼する人」の話。

 ゲームを購入する切っ掛け足り得るレビューを書ける人、という観点で私が最も信頼を置いているのは葉月さんだったりします。
 私の周囲で、エロゲーのエロ要素を黙殺しないで賞賛できる(そっち方面について語ることを躊躇わない)のはこの人だけですから。

 いや別に18禁描写に興味がないというのはもちろんアリなんですが、というかそんなの個人の勝手なんでしょうけど、
 私としてはやっぱりエロゲーはエロ要素を蔑ろ(ないがしろ)にしちゃいかんだろうと思う訳で。

 …いや、そうじゃないかな。
 私が葉月さんの書く物を信用するというのは、この人がバランス感覚を持っている人だと思うから。
 ある人はシナリオ偏重の傾向があり、ある人はシステム偏重の傾向がある。
 けれどもこの人はそういうのが比較的少ない。

 シナリオが良いゲームはシナリオを褒め、ギャグが面白ければギャグテキストを褒める。
 同様に、エロ要素がその作品の特長であればエロ要素を褒める。

 こういう当たり前のことがきっちりできている人は意外にいないものだ。

 おそらくこの人はエロゲーに慰めとか萌えの要素なんて微塵も求めてないんじゃないかな。
 エロゲーを遊びと割り切っている健康さを感じる(俺とは正反対やね)し、そういうところもすごく良い。

 ついでに言えば語り口も面白いし。
 ただ自分の意見を述べるだけではなくてちゃんと聞き手のことを考えているというか。
 まあ滅多に本気を出さないらしいのが玉に瑕だけど(笑

 で俺は何を書いてますか。
 葉月さんは読むの禁止ね。もし読んでしまったら忘れるように。
 以上の文章は手が勝手に動いたんです俺は知らん。

 ただ、日記サイトなんかを見てて、エロ要素に言及する人があまりに少ない(いない)ことに正直言えば少々訝しさを覚えたりしているのも事実で。
 まあぶっちゃけて言えば、日記サイトを巡回していると、なんかこう、自分だけがケダモノに見えてきてしまって気まずかったりするのですよ。
 いやマジで聞きたいんだけど、みんなそんなにエロ要素に興味ないのかしらん。
 お願いだから答えないでください。素で興味ないですとか答えられるといよいよ落ち込みそうなので。

 水月の最大の評価ポイントのひとつは、エロ描写に手を抜いてない、ということだと私は本気で思っております。
 月陽炎も、キャラ萌え要素がいかに高くても、美月のエロボイスに言及しないのは俺基準ではやはり公正を欠く見方です。
 はじるすについてなら、最も公正な言葉は「体が持ちません」(byこじまにさん)だと思う。
 私みたく屁理屈をこねているのはアウト。

 水月。
 鈴蘭、アリス、マリア、双子(謎)、各シナリオ読了。
 このゲーム、えっちシーンがめちゃ萌える。
 萌えるっていうのは主にテキストの良さなのだけど。
 でもそれだけではなく鈴蘭のえっちCGとか、あんよさんが見たらひっくり返るんじゃなかろうか。
 あのCGはなんていうか「わかりすぎてる」。

 プレイの際に参考にしたサイトは、例によって攻略チャートの丁寧さに定評のある Peace of key heart.

 このゲーム、なにげに選択肢が難しい気がします。
 特に花梨シナリオとマリアシナリオ。
 こんなの分かるかっ、ってところに分岐がある。

 分岐が難しいっていえば千秋恋歌もそうなんだけど、鈴香トゥルーの選択肢は実はちゃんと意味があるんですよね。
 詳しくは土方さんの月陽炎論でも読んで頂くとしてここでは大雑把にしておきますが。
 要するにあれは、悠志郎がなんとか家族の絆を回復させようとして頑張るんだけど、やっぱり彼はあの家族にとっては部外者であるという事実があって。
 だから最終的には悠志郎は鈴香さんの気持ちを尊重するしかないんです。するしかないっていうか、それだけが悠志郎にできることであった、というか。
 また、鈴香さんの立場としても、最終的には悠志郎だけは自分の味方であるということを確認しなければ先に進めないということもあるし。

 これは選択肢としてはかなり難しいけど、一回正解に気づけばその意味が分かるようになっている。
 土方さんもその辺りを踏まえてあの論を展開したのでしょうし。自信はないけどたぶん。

 でも水月の分岐はよく分からない。

 明日も仕事です。
 こういう時に限って忙しいのはどういう訳なんでしょうか。
 運命が敵に回ってるのかとか詰まらないことを考えたくなってしまう。

 水月コンプリート。
 那波シナリオはまあ良いと言えば良いけど期待値を下回っていたという意味においてはいまいちだったかも。歯切れ悪いな我ながら。

 キャラ萌え的には雪さんと花梨。
 雪さんはビンタと団扇。花梨は変身後がヤバイ勢いで萌える。海でのアレとか。
 えっちシーンでは和泉。「おなかなでなで」とかマニアックなところが実に良い。
 エロシーンでは断然、香坂姉妹(*´Д`)ハァハァ。

 和泉シナリオはもったいないなあという印象。
 ラストのあの展開は、ライター氏の全力ではない気がする。
 ライター氏がやりたかったことは伝わってくるのだけど、完全には表現し切れていないような。

 この作品の面白さのひとつは「ぞくぞく感」だと思う。
 我ながらあんまりな言葉使いだとは思うけど、この作品の雰囲気はどことなく YU-NO を思い出させるところがある。
 踏み込んではいけない領域に踏み込む時に抱く好奇心と恐怖心。
 ごく身近と思われる例でいえば、山道を歩いていて、小さな鳥居とか社にいきなり出会ったりすると、ぎくっとするじゃないですか。
 ごく普通の山道がいきなり異世界に変わったような感覚。場違いな領域に足を踏み入れてしまったかのような恐さ。

 スケールの大きさという点では YU-NO と比べられるような作品ではないけれども、
 ただ、日常の中に潜む非日常を垣間見てしまった瞬間の恐怖、みたいな雰囲気は共通していると思う。
 身近だと思っていたものが、ふとした瞬間にみせる別の表情。

 自分の家はおそらく世界で最も安心できる領域だけれども、
 軒下の暗闇を意識してしまった瞬間から家は一転して居心地の悪い空間に変わってしまう…ということが起こる。
 水月はそういう演出が実に上手い。

 一週間振りにゲーセンで大往生。
 最近知り合ったシューティング仲間と歓談。パターンの教えっことか。
 なんとなくオフ会でもやってるみたいな雰囲気でこそばゆい。

 ***

 お兄ちゃまは引っ越しの準備で忙しいみたいなので花穂が代わりに書きます♪
 ちゃんと書けるかなあ、どきどき。

 お兄ちゃまは今、部屋の荷物を箱詰めしています。
 お兄ちゃまと花穂で頑張って、さっきやっと本が全部片づきました。

 本だけで段ボール12箱ありました。(兄:誰だ200冊なんて言ったのは)
 お兄ちゃまはため息をついています。
 なぜって、花穂たちのお部屋は4階で、明後日の土曜日にはこれを全部1階まで運ばなくてはならないからです。
 本って重いんだよね。

 花穂もお手伝いしたいけど、重すぎてちょっと無理みたい。
 ごめんね、お兄ちゃま。

 ガムテープが切れてしまったのでお兄ちゃまとコンビニにお買い物に行きました。
 ついでに本屋さんにも寄りました。

 お兄ちゃまは「ココロ図書館ファンブック」と「PUSH」という雑誌を買ってました。
 PUSHってどんな雑誌なのかな?
 花穂が聞いてもお兄ちゃまはいつも笑ってごまかしちゃうの。
 気になるなあ。

 PUSHは早瀬さんにお薦めされたんだって。
 ということは、メイドさんの本なのかな?
 お兄ちゃま〜花穂にも見せて〜。

 そうそう。
 昨日、お兄ちゃまの携帯の着信履歴に利休さんからのコールが入ってました。
 わざわざ電話してくるってことはよほどのことなんだろうとお兄ちゃまはずいぶん心配していたみたい。
 でも間違い電話だったらしいです。
 大変なことじゃなくて良かったです。

 ちなみに電話が掛かってきた10時半頃、お兄ちゃまはらむださんの電話番号を調べてました。
 近場に住んでいるらむださんなら何か聞いているかも、と思ったみたいです。
 あと5分遅かったららむださんを巻き込んでいたところでした。

 あ、お兄ちゃまから言づてです。
 「ネタにしてごめん利休さん、お仕事が忙しい由ですが、どうかくれぐれもお体には気を付けて」
 だそうです。

 今日はお兄ちゃまのお手伝いをいっぱいしたから、久しぶりにお兄ちゃまが腕まくらをしてくれるそうです。
 お兄ちゃまに腕まくらしてもらうと、花穂、すっごく安心できて、朝までぐっすり眠れちゃうの。
 えへへっ。楽しみだなあ。 


2002/6/13 (木)
http://www6.wind.ne.jp/sayurin/diary-2002-06.htm#13


 2ちゃんねるに入り浸りの日。

 別に半角二次元で(*´Д`)ハァハァなんてことをやっていた訳ではなくて、もっと真面目な目的です。
 ええ、会社を辞めて夢のヒッキー生活(私は実家に帰るつもりはないので期間限定だけど)を送ることは本当に可能なのかどうか?とか。


 さる人にメールで聞かれたので念のためこちらにも書いておきます。

 当サイト、魔法の笛と銀のすずはトップページ以下すべてのコンテンツについてリンクフリーです。
 許可なんかも当然要りませんので、必要に応じてご自由にリンクを貼ってくださいますよう。

 もちろん外したくなったらそれもご自由に。
 外すのが自由であるとはそれによって私の貴方への心証は変わりませんという意味です。


 水月にドハマリ中のしのぶさんである訳ですが、ちょっと脱線。

 うたわれるものについて少々。

 私は本来ゲームシステムというものには全然興味がありません。ではそれにも関わらずなぜちょっと前の日記でシステムについてだけ延々と語ったのかといえば、うたわれるものという作品について語るのにシステム話は避けては通れないと考えたからです。うたわれるもの、という作品は非常に優等生的な作品だと私は思っております。この作品では、キャラクター設定も、CGも、サウンドも、物語も、システム周りも、シミュレーションパートも、すべてが高品質と言って良いレベルに達していますが、でも決定打には欠ける気がするのです。要するに、オールマイティだけれどもこれでなくては、というものがない。ただ、それにも関わらずこの作品はプレイしていて非常に楽しいのですね。決定打は欠くけれども作り手もそんなことはとっくに承知していて、その上で妥協ではなくて自分たちには何ができるのかをきちんと模索してひとつの回答を出しているという印象を受けるのです。私がこの作品について一番強く感じるのは「作りの丁寧さ」ということです。決定打に欠けるとはいってもいずれのパーツも高い水準にあることには変わりなくて、しかもそれらがバランス良くまとまっている。私好みの表現なら、この作品には「スタッフに愛されている」とでも言いたくなるような丁寧さがあります。おそらく、うたわれるものが唯一他のゲームより優れているのはこの点でしょう。そしてこの場合、バランス良くまとまっているというのはどういうことなのか。これはつまり、CGもサウンドもシミュレーションパートもすべてのパーツがあるひとつの目的を実現するために、つまりプレイヤーに楽しい時間を過ごしてもらうという目的を実現するために最適化されているということです。私はこの作品について、CGであれシミュレーションパートであれ、制作者の自己主張をほとんど感じません。うたわれるもの、のスタッフは作品を世に問うつもりで作ったのではなくて、あくまでプレイヤーに楽しい娯楽を提供するために作ったに違いないと私は思います。それを最も端的に表しているのが、あのシミュレーションパートです。あれはプレイヤーにストレスを与えずゲームの楽しさだけを味わうことのできる素晴らしいアイデアでした。私はある種の人たちがするような、ゲームとして優れているからこの作品は素晴らしい、という発想はできません。これは単にそういう価値観を持っていないからなのですが、いずれにしても私は、うたわれるものはゲームとして優れていたからこそ、ゲーム部分を褒めたのです。もし、ある作品の価値がキャラクター設定にあったのだとすれば私はキャラクター設定を取り上げて褒めるでしょう。それだけです。

 で、以下もっと崩して小ネタ的雑感を箇条書きで。

 なにしろこれはゲームとしてあまりに面白いので、私はプレイ途中、アリスソフトの作品を遊んでいるような錯覚を覚えました。ただ、アリスソフトだったらもっと序盤から積極的にえっちシーンを入れたでしょうし、戦記物として敗者の描写に微塵の容赦を加えることもなかったでしょう。これは甘いと言えば甘いです。が、この甘さが私は好きです。娯楽としてはアリスは時に毒が強すぎると感じられることがありますから。

 えっちシーンで好きなのは月並みですが、エルルゥのもの。エルルゥといえば忘れられないのが、瀕死のアルルゥを抱いている一枚絵。これを見て、BASTAERD 〜暗黒の破壊神〜のヨーコさんを思い出したのはおそらく私だけではないでしょう。お侍さんでしょ!この子を助けて! ってやつね。

 …というのは建前で、一番好きなえっちシーンは実はカミュのやつです。というか、萌え方面ではアルルゥでエロ方面ではカミュなのだな。

 キャラクターの掘り下げが甘いという意見があるようですが、確かにそれは分からないでもありません。私はそれほど気になりませんでしたが。もしシナリオが私の好みのツボにはまっていたなら、「リルケも指摘しているが、人は多くの場合、隣人のことについてその生活のほんの一隅しか知らないものだ。誤解や悪意というものはしばしば無知によって生じるが、他人のことについて知っているということは、実のところ人と人との親和においては絶対条件ではないのである。むしろ、うたわれるものについては、彼らがお互いのことを必ずしも良くは知らないにも関わらずあれだけ家族的な平和な空間が生まれていることにこそ着目するべきではないか」とでも書いていたでしょう。書かないのは単に意欲が湧かないというだけのことでありまして。

 お気に入りキャラは断然クーヤ&サクヤ。どちらが好きというよりも、ふたりにはいつも一緒にいて欲しいとかそういう感じ。このふたりにえっちシーンがなかったことは個人的には良かったと思っております。えっちシーンがあるとすればどうせ相手はハクオロでしょうし。このふたりの関係の前ではハクオロの存在など邪魔なのです。

 あと、クーヤのあの展開について。私は満足でした。私自身、自分が幸せになれる唯一の手段は「一旦リセットしてやりなおし」しかないと半ば本気で信じているので、ああいう展開はある意味理想なのです。ついでに書いておけば、幽遊白書の仙水編をジャンプでリアルタイムで読んでいた当時、私に想像し得た最も理想的な展開は、仙水さんと樹がクーヤとサクヤのようになることでした。残念ながらそうはなりませんでしたが。まああれはあれで満足だったのですがね。

 シミュレーションパート。
 確かどこかでKISAさんとかも書いてたような気がしましたが、私も攻撃力ばっかり上げてた口です。この手のゲームにおいては「攻撃こそ最大の防御」が素で通用すると思ったので。要は敵のターン前に葬ってしまえば攻撃を食らう心配などない訳で。個人的にはドリィグラァを特に偏愛して鍛えてました。遠くから射撃という卑劣振りが私好みなので。

 ではおやすみなさい。


2002/6/11 (火)
http://www6.wind.ne.jp/sayurin/diary-2002-06.htm#11


 水月 [F&C]。

 雪シナリオ進行中。
 あのー、今までずっと黙ってましたが、私が Lien で一番好きなのは晶が若葉に対して怒るシーンなんです。
 あれほど、愛されてる、と感じられるシーンは他にありません。
 こういうことを口にすることに引け目があって今まで書かなかったんですが。

 感涙。

 昼間の仕事で消耗し切ってるのですがこれだけどうしても言いたかったので更新。

 涙もろくなってるのは情緒不安定だからなのかなー。

 W杯中継とかTVで観ながら結構泣いてます実は。
 選手たちの悔しがりよう喜びようはどんな映画も敵わない真実味があると思う。


2002/6/8 (土)
http://www6.wind.ne.jp/sayurin/diary-2002-06.htm#08


 とらハ好きに100の質問。

Q.01 あなたのHNを教えてください。

 しのぶ

Q.02 とらハに出会ったのはいつ頃ですか? とらハ歴は?

 99年の3月頃だった気がする、よってとらハ歴3年半

Q.03 とらハとの出会いの切っ掛けはなんでしたか?

 当時常駐していたリーフオフィシャルBBSで話題になっていたのが切っ掛け

Q.04 プレイする前の前知識(設定、ネタバレ等)はどの程度ありましたか?

 ほとんどなし。
 ただ、ショップで箱の裏を見たら「シナリオ 都築真紀」と書いてあって驚いた記憶が。

Q.05 初代で最初にクリアしたのは誰ですか?

 小鳥。
 BBSで「大満足、もうお腹一杯」発言をしてつっこまれたりしたのも良き思い出。

Q.06 初代で一番好きなエピソードは何ですか?

 広義では、真一郎と唯子のプロミスリングをめぐる展開が一番好きかも。
 狭義では、音楽室で慌てふためく小鳥とか。
 あと、さくらのワイン口移しと映画の後の一連の会話はえらくびっくりした覚えが。

Q.07 初代で一番好きな台詞はなんですか?

 「ノノムラはなんでもお見通しなのさー」ごめん嘘。
 「あっ、ごめん、今のなし」(小鳥)が本命です。

Q.08 初代で一番好きなキャラは誰ですか?

 野々村小鳥。
 ただ、シナリオ的に一番好きなのは唯子なのだけど。

Q.09 逆に、納得行かないエピソードはありますか?

 弓華シナリオは実はなんとなく納得いかなかったり。

Q.10 初代のどんなところが好きですか?

 好きな人を本当に本当に大切に思う(想うに非ず)ところ。
 ほとんど、エゴの徹底的な排除と言いたいぐらいに。

Q.11 唯子について一言

 試合の後で真一郎の胸で泣く、というエピソードがすごい好き。
 実は気弱な女の子という設定が上手い。

Q.12 小鳥について一言

 およめさん。

Q.13 瞳先輩について一言

 わたし以外の女の子にそんな顔しないで。

Q.14 いづみについて一言

 真一郎の優しさがもっとも上手く描かれているのはいづみシナリオだと思ってます。

Q.15 さくらについて一言

 さくらはいわゆる“えっちな子”とは違うと思う。
 彼女は別に快楽を望んでいる訳ではなくて、
 特殊な文化圏(?)にいるゆえにそういうコミュニケーションが普通だと思っているというただそれだけ。

Q.16 弓華について一言

 印象薄いのでノーコメント。

Q.17 七瀬について一言

 印象薄いのでノーコメント。

Q.18 2で最初にクリアしたのは誰ですか?

 リスティ。(泣き)
 本当は知佳を狙ってたんだよー。

Q.19 2で一番好きなエピソードは何ですか?

 広義では、知佳と真雪さんが喧嘩するくだり以降すべて。
 狭義では、知佳シナリオの告白。

Q.20 2で一番好きな台詞は何ですか?
 
 「それはあなたが好きだから、優しいあなたが優しくしてくれるから」(知佳)
 「わたし、もしかしてすごい残酷なことしてた?」(知佳)
 あと、これは台詞というよりも場面としての美しさだけど、真雪シナリオのラストの台詞は胸に染みます。
 
Q.21 2で一番好きなキャラは誰ですか?

 知佳。
 ただし、シナリオ的には真雪さんが好き。

Q.22 逆に、納得行かないエピソードはありますか?

 今まで黙ってましたが「格好良い男の子でいて」みたいなゆうひの台詞はなんとなくとらハっぽくないと思ってました。
 ゆうひっぽいとは言えるかもしれないけど。

Q.23 2のどんなところが好きですか?

 いわゆる家族的な部分には私はあまり惹かれてはいなかったりします。
 ただ、真雪と知佳(真雪シナリオ)のあの展開は家族をテーマにしたシナリオのひとつの理想だと思う。
 ただほのぼのと仲がよいというだけではなくて喧嘩をも辞さない間柄という方が家族のイメージとしてはリアルですし。

Q.24 知佳について一言

 可愛いのは知佳シナリオ、魅力的なのは真雪シナリオ。

Q.25 愛さんについて一言

 本人は地味だけど、誰かと一緒にいることでお互いに輝きあうキャラだと思ってます。

Q.26 美緒について一言

 すまん、あまり興味が…。

Q.27 薫さんについて一言

 印象薄いのでノーコメント。

Q.28 真雪さんについて一言

 大穴。
 萌え要素は薄いけど、シナリオの出来の良さでキャラの魅力が120%発揮されている。

Q.29 ゆうひについて一言

 主に太腿とか。

Q.30 みなみちゃんについて一言

 印象薄いのでノーコメント。

Q.31 十六夜さんについて一言

 印象薄いので以下略。

Q.32 ななかについて一言

 そもそも未プレイなので以下略。

Q.33 望ちゃんについて一言

 そもそも未プレイなので以下略。

Q.34 リスティについて一言

 共感できそうなキャラなのに共感できなかったのがちょっと不思議だったり。

Q.35 3で最初にクリアしたキャラは誰ですか?

 那美さん。

Q.36 3で一番好きなエピソードは何ですか?

 美由希絡み、レン絡みのエピソードは軒並み良いです。
 「お前は俺の宝物なんだよ」とか、レンと晶の真剣勝負とか。
 場面としての美しさだったら、忍シナリオ、美由希シナリオのラスト(エンディングテーマが被さる辺り)が最強だと思います。

 …とか言っておいて、でも一個だけ選ぶとすれば、レンと晶の誕生日の「アレ」です。

Q.37 3で一番好きな台詞は何ですか?

 「あ…じゃあ、忍さん」(那美)。ごめん嘘。
 一番心に染みる台詞ということでなら、レンが夜独りで泣くシーンかな。
 一番美しいのは「お前は俺の宝物なんだよ」ってやつ。
 一番ぞくぞくする台詞は忍の告白ですが。
  
Q.38 3で一番好きなキャラは誰ですか?

 那美さん。

Q.39 逆に、納得行かないエピソードはありますか?

 フィアッセの翼関係あれこれ。
 色が変わってしまうのだったら、今まで色々な人に綺麗とか言わせたのはなんだったんだと問いつめたい。

Q.40 3のどんなところが好きですか?

 大切な人を守るために一生懸命な女の子たち。
 ついでに言えばその大切な人が必ずしも彼氏(恭也)ではない辺りもすごく好き。

Q.41 美由希について一言

 恋愛感情なしにお兄ちゃんを慕っているというのは非常に好ましいです。
 やっぱ理想の妹。

Q.42 フィアッセについて一言

 シナリオに恵まれなかった不遇なキャラ。
 恭也や美由希のお姉さんとしての彼女、レンの気持ちを理解できる彼女、ソングスクールの一員としての彼女は本当に魅力的なのに。

Q.43 那美さんについて一言

 彼女の優しさはこの世のものとは思われません。
 言ってみれば私がとらハシリーズをプレイし続けてきたのは彼女に逢うためだったと言って良く(略

Q.44 鳳蓮飛について一言

 シリーズ通して最も感情移入できるキャラ。
 シナリオとして見ても一番、理想というか慰めになるというか。

Q.45 晶について一言

 印象薄いです。
 晶シナリオで一番好きなのは、美由希と晶の出逢い(回想)かもしれない。
 なんだかんだいって、晶は恭也といる時よりもレンと一緒の時の方が可愛いと思う。

Q.46 忍について一言

 メカオタクな少女というのは実はシリーズ初なのだなあとか今更ながら思ったり。
 ところで、ノエル−忍−恭也、の関係は、みちる−美凪−往人、の関係とほぼ重なると思います。
 私は忍シナリオのそういうところに惹かれているんだと思う。

Q.47 ノエルについて一言

 ノエル単体としては特に語ることは。

Q.48 なのはについて一言

 妹というよりは娘かな。
 主に一緒にお風呂とか一緒のお布団とか。

Q.49 フィリスについて一言

 特にこれといって語ることは。

Q.50 雪について一言

 このキャラは実はあまり好きではなかったり。
 我ながら良く分からない理由なのだけど、真一郎が雪を抱いているシーンにすごい違和感を覚えるんです。

Q.51 小虎について一言

 猫たちの午後、未プレイなのでノーコメント。

Q.52 桃子さんについて一言

 こういうお母さんだったらいてもいいなあと。

Q.53 恋人にしたいのは誰ですか?

 那美さんと小鳥。

Q.54 友達だったらいいなと思うのは誰ですか?

 唯子。
 一緒にいて楽しいとかではなく、この子が一番友達を大切にしそうなイメージがある。

Q.55 結婚式を挙げたい(お嫁さんにしたい)のは誰ですか?

 ウェディングドレスが似合う子ということで小鳥。
 ただ、式場で泣いてしまいそうな唯子も割と気になる。

Q.56 何十年か後、陽の当たる縁側であなたの隣でお茶を飲んでいそうなのは誰ですか?

 レンかもしれない。

Q.57 妹(姉)だったらいいなあと思うのは誰ですか?

 美由希(妹)、フィアッセ(姉)。

Q.58 幼なじみだったらいいなあと思うのは誰ですか?

 那美さん。
 とりあえず朝起こして欲しいので。

Q.59 いじめてみたい(漢字表記不可)、またはいじめられたいのは誰ですか?

 小鳥と言いたいところだけど彼女は何かとマジにとっちゃいそうなので、忍。
 忍はいじめてもすぐに切り返しそうなので楽しいでしょう。

 いじめられたいのも忍。
 わざと拗ねてみせたりするときっと「よしよし、いーこいーこ」とかやってくれそうなので。

Q.60 この子の手料理を食べたい、と思うのは誰ですか?

 愛さん…は真っ先に除外として。
 美由希だなやっぱ。
 本人も自覚があるので下手なりに一生懸命作ってくれそうだし、それだからこそこっちの一挙手一投足に敏感に反応してくれそう。

Q.61 一番萌え(燃え)なえっちシーンは誰のどんな状況のものですか?

 小鳥との初えっちが最強だと思います。
 もちろんピロートーク込みで。

Q.62 このキャラのこの仕草が好き、というのはありますか?

 小鳥のガッツ(?)ポーズ。抗議するような感じのやつ。

Q.63 とらハシリーズ通して、恋人としてベストカップルと思うのは誰と誰ですか?

 真一郎と小鳥、以外には考えられない。

Q.64 とらハシリーズ通して、親友としてベストカップルと思うのは誰と誰ですか?

 小鳥&唯子、レン&晶。

Q.65 出番は少ない(or全く無い)けれど、この2人は仲が良さそうと思うのは誰と誰ですか?

 作品中ではあまりでてこなかったけど、美由希と晶は仲が良いはずじゃないでしょうか。

Q.66 すごく好きなイベントCGは誰のどんなものですか?

 愛さんの告白直後のアレ。

Q.67 すごく好きな立ちキャラCGは、誰のどんなものですか?

 那美さんの立ち絵は全部好きなんですが。
 でも一個だけ選ぶなら、レンが棍を構えてるやつ。
 実はこれが言いたくてこの設問を作りました。

Q.68 ここはイベントCGがあってもいいんじゃないかと思う場面はありますか?

 レン・晶ルートの誕生日イベント。フィアッセがふたりを抱きしめるやつ。

Q.69 知名度は低そうだけれど、このシーン(or台詞)は一押し!というものはありますか?

 シーン、とはちょっと違うけど、高町家最強は誰か?(忍)みたいなイベントが結構好きだったり。
 あと「綺麗だね、って言ってくれたよ」(知佳)とかもかなり。

Q.70 作品中でこのキャラのこの服装が好き(あるいは、こんな服を着せてみたい)というのはありますか?

 那美さんの巫女服はヤバイぐらい似合ってると思います。
 美由希とか、地味目な和服が似合うと思う。

Q.71 シリーズの中で、一番強いと思うのは誰ですか?

 普通に考えれば神速を会得した美由希だろうか。
 でも敢えて唯子を挙げたい。誰とも敵対しないであろうキャラとして。

Q.72 真一郎、耕介、恭也、代われるとしたら誰になりたいですか? またその理由は?

 真一郎かな。
 唯子、小鳥と幼なじみというのは美味しいというかずるい。

Q.73 真一郎、耕介、恭也、それぞれに一番お似合いなヒロインは誰だと思いますか?

 真一郎&小鳥。(シリーズ中でも最強)
 耕介&愛さん。(さざなみ寮という場所に一番似合うカップルという意味も込めて)
 恭也&美由希。(兄妹のままで)

Q.74 サブキャラで一番好きなのは誰ですか? またその理由は?

 高町なのは。
 理由は特にないです。

Q.75 シリーズ中で嫌いなキャラというのはいますか?

 クロノ。(呼び捨て)
 なのはの膝を舐めた時点で百叩きの刑です。あまつさえなのはと…なんて死刑。

Q.76 ヒロインの中で、「この娘になりたい」と思うキャラクターは誰ですか?

 なのは。

Q.77 では、そのキャラクターになって具体的に何をしたい(されたい)ですか?

 高町家のみんなに愛されるマスコットでありたい。

Q.78 バッドエンドは全て見ましたか?

 大半見てないと思います。

Q.79 1のシナリオファイル内に含まれている没シナリオで特に印象深かったのは?

 すみませんととりあえず謝っておきます。
 実は読んでません。

Q.80 シリーズのボーカル曲の中で何が一番好きですか?

 「See You 〜小さな永遠〜」「ちいさなぼくのうた」
 前者は単純に歌として好き。
 後者は、とらハシリーズ全体としてのテーマ曲と言って良い名曲だと思う。

Q.81 シリーズで特にお気に入りのBGMとかありますか?

 那美さんのテーマ。

Q.82 海鳴の中であなたの思い出の場所はどこですか?

 風芽丘学園の屋上。

Q.83 海鳴の中であなたが住みたいと思うのはどこですか?

 高町家。
 住みたいというよりもそこの子供に生まれたいということですけど。

Q.84 二作目に登場する猫の名前、全部言えますか?

 次郎しかわかりません。

Q.85 もし「とらハは3で完結」という事実が無かったとすれば、シリーズ4作目を望みますか?

 既に完結に相応しい物語が与えられてしまっている以上、その仮定に答えるのは難しいです。

Q.86 お薦めの二次創作作品があれば教えてください。

 二次創作は全然見ないので。
 ただ、先日の即売会で買った本の中では、あかいしとおる氏の「とらとらとらハ」シリーズが非常に私好みでした。

Q.87 とらハ関連のWebサイトでこれぞと思うのはどこですか?

 うち。
 …ごめん聞かなかったことにして。

 うち以外でお薦めなのはとらハ用語辞典とか。(確か無断リンク禁止だったけど)

Q.88 とらハシリーズ出演の声優さんで好きなのは誰ですか?

 日向裕羅さん。
 というか他に知らないんですが。

Q.89 あなたのPCはとらハ仕様にカスタマイズされていたりしますか?(壁紙/音声/PC名...etc)

 いえ、全然。
 起動音&各システム音は乃絵美ですし壁紙はシスプリですし。

Q.90 サウンドステージシリーズについて思うところがあれば。

 1〜4は激痛。
 5は普通のドラマCDとして楽しめるのでお薦め。

Q.91 OVAシリーズは観ましたか? 感想は?

 一応全部観ましたが、俺内部ではなかったことになってます。
 特に5巻は最悪だった。

Q.92 ずばり、抱き枕(小鳥/さくら/なのは)は持ってますか? あるいは使ってますか?(笑)

 なのは抱き枕は持ってます。
 何回かは使いました。
 ただし抱き枕を抱っこして寝ると布団をいつのまにか剥いでしまうので風邪の危険があります。要注意。

Q.93 あなたの性格と一番近いと思うのは誰ですか?

 そんな性格の悪いやつはとらハには出てこない。
 強いて言えばレンには割と親近感を抱きますが。

Q.94 とらハについて「このことなら他の人には負けない」と自負しているものはありますか?

 たぶんweb界でもっとも濃いとらハ感想文があります。

Q.95 もし無理に並べるとすれば、あなたの中での3作品の順位は?

 3>1>>>2

Q.96 キャラクターのスリーサイズや誕生日といったデータは押さえていますか?

 ひとつも分かりません。

Q.97 プレゼントを渡すとしたら、誰に何を渡しますか?

 小鳥に指輪っていうのは駄目ですか?

Q.98 とらハキャラの誕生日祝いに何かやったことありますか?

 そういうのやらない人なので。

Q.99 とらハシリーズをプレイして、プレイヤーであるあなた自身に何か影響は出ましたか?

 気づいてないだけでこのシリーズには結構生きる力をもらっていると思います。

Q.100 おつかれさまでした、最後に一言どうぞ。

 都築さんの新作(メディアはなんでもいいから)が観たい今日このごろ。


2002/6/7 (金)
http://www6.wind.ne.jp/sayurin/diary-2002-06.htm#07


 シスタープリンセス DVD Angel.8

 ああああああああああ。
 俺内部ではアニメ版シスプリはあの美しい20話で完結となりました。

 …と言うのは暴言ですか?
 悠久の楽園だと(勝手に)信じてたのに…。くすん。


 怒首領蜂・大往生

 1面。
 全繋ぎパターンはほぼ完成。678HIT. クリア時2300万。
 ただしハイパー込みパターンなのでヌルイかも。

 2面。
 ハイパー3回使用パターンで全繋ぎ安定。1300HIT強。
 使う場所は、1)1台目の堅い戦車、2)中盤の弾消し砲台、3)ラストのラッシュ。

 ここまでのコンボを決めて2面終了時7300万が現状での自己ベスト。
 ラストの蜂を2個共きっちり回収出来れば8000万はいけるか。

 3面。
 序盤の戦艦から繋いで3個目の蜂でハイパー使用、中ボス手前まで繋いで約380HIT.
 中ボス以降のコンボは差し当たりは狙わない方針で。

 4面。
 1列目-3台目のレール戦車が安定しないので当面はハイパー決め撃ちで対処。
 それ以外にハイパーが必要な場所はないのでハイパーはため込んでボスで放出。

 5面。
 中盤のメカ蜂地帯をなんとかパターンにしないと。
 課題。

 以下、2周目について。

 EX強化のボム数の少なさゆえ L強S強に乗り換える人が多いようだが、単純にボムが多いから有利という訳ではないと思うのだが。もちろん「最終的には」ボムの数が効いてくるのだけど、そこまで到達しないうちにボム数を云々するのはどうかなあと。

 まず1ボスを1ハイパー1ボムで葬るとすると2面開始時のボム数はショット・レーザー・エキスパートの順に(2)(1)(0)となる訳だが、2面をノーミス出来るかどうかで3面スタート時に残2になるか残0になるかの厳しい2択になる以上、2面ボスまでにボムを幾つ保持できるかが課題になる。この点エキスパート機体は1ボムしかないので大変厳しいのだが、レーザー強化にしたところでもし道中で1ボム撃ってしまえば2ボス到達時の所持ボムは1個となってしまい、事実上レーザー強化のメリットはなくなってしまう。更に言えば、特に2面はEX以外の機体だと道中がかなり厳しいということがある。特に中盤の弾消し砲台と後半のザコラッシュは相当キッチリとパターン化しないと、EX以外でのノーボムはまず不可能だろう。以上の仮定から分かるのは、結局レーザー強化機体を使うと言ってもレーザーをメインに使用して2面道中ノーミスノーボムという困難な課題を達成しなければ、レーザー強化のメリットは享受できないということだ。


2002/6/6 (木)
http://www6.wind.ne.jp/sayurin/diary-2002-06.htm#06


 とらハ2新デモ(90MB)をアナログ回線でダウソですか。

 ごついな〜(byレン)。
 さすがみんくりさん。

 私は存在は知っていたものの90MBというのを見た時点であっさり諦めましたです。











 もしかしたら会社を辞めるかもしれません。
 というか現時点でほぼ決定。

 詳しくは書けませんが、5月頭に職場環境が変わってから仕事がむちゃくちゃ忙しくなりまして。忙しいと云っても単に拘束時間が増えるとか仕事の密度が高くなるとかだったら耐えられる自信があるんですが、今の仕事はプレッシャーがすごいんです。毎日神経を尖らせてピリピリしながら仕事やってます。上は、(例えれば)1時間で1時間半ぐらいの仕事をこなすことを要求してきます。毎日、一日が終わるともうくたくた。しかも神経を使う方向がちょっと問題あって充実感もないですし。

 最近、私の頭の中は銀色一章とベートーヴェンのアリエッタ(作品111)のことで一杯です。
 銀色やアリエッタに慰めを見出してしまうような精神状態は、おそらくかなり不味いです。

 ということです。
 辞めるにしてもボーナスを貰ってからでないと経済的に苦しい模様なのであと1ヶ月は頑張らなくてはならないのですが。

 辞めたら、しばらく休養を取ろうと思ってます。
 一応今の会社には10年いたので退職金もそこそこは出ますし。


2002/6/5 (水)
http://www6.wind.ne.jp/sayurin/diary-2002-06.htm#05


 某DVD_angel.8 は無事に地元で購入。

 今回は当然フィギュア付きです。
 花穂だしな。


 久しぶりに仕事の持ち帰り。

 いつもは持ち帰るはずの分まで強引に就業時間中に終わらせてしまうのだけど、最近は環境が変わってその裏技が使えなくなってしまったのでやむなしというところ。まあ作業自体は先日買ったメイドさんCDを聴きながらまったり進行なので大して辛くはないのだけど。ただ「私の下着は私を飾り付けてご主人様に喜んで頂くためにあるんですから…」などという逝っちゃってる台詞を聴きながら書き物なんぞしていると、偶に漢字を書き間違えたりなんてこともあって、気持ち的にはともかく能率は若干落ちるかも。主にメイドさんが可愛すぎるのがいけないんですが。

 夜食カップラーメン用のお湯が沸いたのでこれにて。


 妹魂。

 これで「シスコン」と読むのだそうで。
 …莫迦だ。


2002/6/4 (火)
http://www6.wind.ne.jp/sayurin/diary-2002-06.htm#04


 Everlasting Flower が脳内ぐるぐる。
 ここ二週間ぐらい、考えるのは秋桜の空に(すずねえ&カナ坊)と銀色(あやめ@名無しの少女)と作品111(ベートーヴェン)のことばかり。

 なんとかしないと文集原稿も他のこともできませぬ。
 もう一本、別件で原稿を書きたいのでせめて週末までにはネタを一本捻り出さなくては。


 京都旅行から一ヶ月ちょい経って。

 旅行中に約80枚の写真を撮ったが、今になって改めてPC上で写真を眺めてみると、当時の空気を最もリアルに思い出すことができるのは観光名所のものではなくて気まぐれで撮った桂川の写真だったりする。なんという名前の橋だったかちょっと思い出せないが、桂離宮参観の帰り、バスに乗るためにすぐ西の桂川を渡った時、橋上の眺めと風とがあまりに気持ちよかったのでなんとなく一枚撮ってみたくなって撮影したものだった。写真自体は特になんの変哲もない風景写真にすぎなくて、おそらく私以外の人がみてもなんら面白くないだろう。でもこの写真ほど、当時の空気の匂いや風の感触が生々しく思い出されてくるものは他にない。

 余談だが。去年京都に行った時は移動はすべてタクシーだったが、今回は京都の街をもっと肌で感じたかったので移動の際には極力タクシーを使わず、普段おそらく市民が使用するのであろうバスや電車をメインに使った。

 今、京都の思い出として真っ先に蘇ってくるのは、意外なことにというべきか嬉しいことにというべきか、観光名所よりもむしろ夜の河原町通りの雑踏だったり朝のJR二条駅のホームのひんやりした空気だったりする。東福寺の眺望はもちろん素晴らしかったが、東福寺駅で電車通学の高校生の波に巻き込まれながら改札を通ったことも、桂離宮から京都駅に帰る途中バスが信じられないぐらい細い道を通ったのに驚いたことも、二条駅のホームでたまたま見てしまった女子高生の太腿が妙に色っぽかったことも、みんな同じくらい、私には大切な思い出だ。いや、もしかすると私の中では、京都の神社仏閣よりも市街地の風景の方がずっとリアルな記憶として残っているようにすら思う。

 今にして思えば、私が本当に写真に収めるべきだったのは神社仏閣でなくて京都の街並みの方だったのかもしれない。もし河原町通りの写真が一枚でも残っていたら、それは他のどんな写真にも増してあの時歩いた京都の空気をリアルに私に伝えてくれたのでないか、と想像してみたくなる。


2002/6/3 (月)
http://www6.wind.ne.jp/sayurin/diary-2002-06.htm#03


 シスっぷり・天国の扉 [OPT WORKS]

 昨日購入した同人ゲームのひとつ。
 往年の名作、DOORDOOR[ENIX]のシステムで面クリア毎にえっちなCGが見られる仕様。

 ただし DOORDOOR に比べると難易度は格段に簡単になっていて誰でも楽にコンプできるようになっている。本家との主な相違点は、(1)本家のチュン君に比べてジャンプが高いので敵を飛び越すのが容易、(2)敵をドアに閉じこめた時の許容時間が本家に対して倍ぐらいあり複数閉じ込めでの高得点が簡単に狙える、(3)本家では最後の1匹になると敵のスピードが鬼のように速くなるがこちらではそのような仕様はなし、(4)左右画面端が繋がっているので端に追い詰められるということが比較的少ない…という辺り。

 原画は藤原々々氏。私はよく知らないけど割と、いやかなり好みな絵柄。

 それから、このゲームにはご褒美CGが各キャラ毎に2種類×2バージョン用意されている。例えば可憐ならまず基本CGが2種類あって、その基本CGが更にノーマルCGと汁だくCGに分かれる。CG枚数は各キャラ4枚ということ。バージョン違いは各面クリア時の得点によって分かれるようになっている。点数が高ければ汁だくCG、低ければノーマルCG、となる。

 よってCGを全回収するためには最低でも2回は通しでプレイする必要があるのだが、面白いのは難易度調整で、全12面(6キャラ)のうち前半の6面は普通にプレイするとノーマルCGになり、後半の6面は普通に何も考えずにプレイしても高得点が出やすいため自然と汁だくCGになる。よって2回目のプレイで残りのCGを回収しようと思ったら、今度は逆に前半6面で稼ぎプレイ、後半6面で低スコア狙いプレイをしなくてはならない。後半面は敵が多いため、普通にプレイしているとまとめて閉じ込ざるを得ない展開になりがちで、そこをどうやって1匹ずつ閉じ込めていくか考えてプレイしなくてはならない。このような調整がされているため、CG回収プレイであってもそれが単なる繰り返し作業に堕することがない。この辺りはかなり良く考えられていると思う。

 お手軽に遊べてしかもゲーム自体が十分に面白く、かつCGコンプも割と容易。
 同人ゲームのお手本のような出来と言っても良いかもしれない。


2002/6/2 (日)
http://www6.wind.ne.jp/sayurin/diary-2002-06.htm#02


 朝10時起床、即友達に電話、秋葉原行くぞゴルァ、了承。
 …という流れで秋葉原へ。

 トレーダーでエロゲを10本ほど売却&とらのあなで同人誌&ソフト他を物色、あとソフマップで月陽炎ドラマCD_vol.2 を購入。
 で、収支はほぼゼロ。

 同人誌は、制服楽園9[Digital_Lover/はじるす18禁]、どっきどき!ゆうえんち♪[いもむや本舗/はじるす18禁]の2冊が当たり。
 あと掘り出し物。手のひらに降りた小さな天使たち[ちゅうに]、消え残る真昼の淡い微熱[ちゅうに]、の再販本を発見。当然即確保。


 トライにて大往生。

 2周目がなんか調子良くて、ようやく悲願の2ボス撃破を達成。そのまま3面中ボスまで辿り着く。
 先の見通しが全然立たなくてそろそろ諦めムードだったのだけど、もうちょっと頑張れば3面ボスぐらいまではいけるかも。

 メモ。
 1面全繋ぎはもうちょっとで完成しそう。ハイパーを使って安定させるという手段もアリかも。
 3面の3個目の蜂アイテム(戦艦の左)を取りに行って死ぬことが多い。要研究。


 帰りの車内で。

 友達によれば水月に出てくるメイドさんは素晴らしく萌えるとのこと。
 そのうちプレイするかも。

 日曜鬱につき今日は短めで。
 おやすみなさい。


2002/6/1 (土)
http://www6.wind.ne.jp/sayurin/diary-2002-06.htm#01


 うたわれるもの [Leaf]

 システムについて。 

この作品には一応は一貫した物語はあるものの開幕からエンディングに至るまで選択肢はひとつもなくて、ゲームと呼べるのはシミュレーションパートだけとなっている。選択肢が存在しない以上、こと物語の展開においてはプレイヤーの意思が介入する余地はまったくないのだが、それにも関わらずシミュレーションパートのおかげでプレイヤーは物語から決して排斥されることはなく、一定の参与を許されている。ここで興味深いと思われるのは、自由と非自由の選択だ。つまり、物語を展開させる上でどこをプレイヤーに委ねるか。ひとつの可能性としては、物語の展開に影響を与える部分で選択肢を提示してプレイヤーにその後の展開を決めさせるということも考えられたろう。例えばこの手の物語であれば、どこの国と同盟を結ぶかなんていう選択もあり得たかもしれない。しかしリーフ(東京開発室)は今作においてそれを避け、物語を一本化した。さて、しかしこのままではプレイヤーは単なる観客に成り下がってしまい、ゲームというメディアで制作する意味が薄れてしまう。そこでシミュレーションパートが意味を持ってくる。リーフは今回の作品を作るにあたって物語とゲームをどう融合させるかということについて余程綿密に考えていたに違いない。物語性を重視すればプレイヤーを世界から締め出すことになるし、従来のような形でゲーム性を重視して繰り返しプレイを前提としたシステムを採れば物語の一貫した流れは失われてしまう。また繰り返しプレイは場合によってはストレスを増大させることになる。物語とゲーム、このふたつを両立させ、かつ快適にゲームを楽しんでもらうにはどうすれば良いか。今回リーフが提出したのはそのひとつの解答だ。今作のシミュレーションパートは単なる偶然によって設定されたものではあるまい。物語にプレイヤーを参加させるというのは言葉の罠とでもいうべきものなのであって、プレイヤーからすれば重要なのは物語に参加することではなくて参加していると「感じる」ことなのである。世界に参加しているという錯覚をプレイヤーに与えられるかどうか、という問題にリーフ東京開発室スタッフは非常に自覚的だった。物語の筋は完全固定としてしまい、シミュレーションパートだけプレイヤーに参加させる。シナリオが固定であるということは、つまり先の予測が難しい部分については決定の責任からプレイヤーを解放しているということであり、シミュレーションパートをプレイヤーに委ねるということは、つまり各戦闘毎の勝利条件/敗北条件という短期的な(=分かりやすい)目標をプレイヤーに提示しその達成を促しているということを意味する。もしゲームを散歩に例えるならば、いわゆる自由度の高いゲームというものはプレイヤー自身に散歩のルートを決めさせるようなものだ。でも初めてプレイするゲームというものは言ってみれば知らない街なので、右も左も分からない状況でルートを決めなくてはならないというのはプレイヤーにとって少なからぬプレッシャーになる。それに対して「うたわれるもの」の場合は、プレイヤーが初めての街について感じる右も左も分からないゆえの不安感に配慮した上で、散歩のルートを予め決めてしまう。だからプレイヤーは決められた道をただ歩けばよい。しかも提示されている目標はいつになったら到着するのか分からない最終目的地ではなく、あとどのくらい歩けば到着するというのが分かる程度に近い位置に設定されたチェックポイントだ。10kmの距離を歩くというのは精神的にも相当しんどいが、1km毎のチェックポイントを目指すというのなら、歩くのは格段に楽になる。プレイヤーは提示されたチェックポイントを目指す。そうしてチェックポイントをひとつまたひとつとクリアしていく毎に、知らず知らずのうちにゴールに近づいていく。「うたわれるもの」において本当に秀逸だと思われるのはこの点だ。シミュレーションパートの勝利条件という短期目標をプレイヤーはひとつずつクリアしていき、その度に物語は進行していく。プレイヤーは目標の達成感をお手軽に楽しむことができ、しかも達成することで結果として新しい展開が開けていき、恰も世界に参加しているような「錯覚」をプレイヤーは覚えることができる。これは実に巧いやり方ではあるまいか。


文責 しのぶ sersui@bay.wind.ne.jp



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